梅雨は嫌いです 夏はもっと嫌いです
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クリーパー最新号購入。50号かぁ・・・。まだ薄かった創刊号の頃が懐かしい。創刊号は確か、就職活動で横浜に出掛けた時 に、入社試験の帰りに寄ったグリフォン(試験よりこっちが目的)で買ったなぁ。お宅訪問のH氏邸に見入ってた。自分の大学4年間の内にスケイル、ビバリウ ムガイド、クリーパーと立て続けに爬虫類専門誌が出来て、時代も変わったなぁと思ってた。お宅訪問の記事に出て来る人達も、普通の人が増えたし(それ までは、爬虫類マニアというと長髪に眼鏡みたいなイメージを勝手に持ってた)。

今回の特集はマルガメ属とニセイシガメ属。暫定ではあるけど、マルガメは一気に7種に。腹甲が黒いのと黄色いのがいるのは以前から思ってたけど、それ以外 はやはり判り辛い。甲羅の形や色彩はあまり参考にならないようだ。うちにもノコヘリマルガメがいるので、後で調べよう。

巻頭特集以外では、遺伝学の新連載が開始。・・・ 冬休み中には何とか読み切りたいと思う。前号から始まった加藤進氏のコラムは、何かクリーパーっぽくない。ちょっとくどいけど、あのくどさは良くも悪くも 加藤氏の持ち味かな、と思う。昔の飼育書っぽいというか。むしろ今の時代にこそ、ああいうのが必要かも。

ズアカヨコクビの繁殖はびっくりした。しかも水槽内。レポートを読むと、やっぱり気軽に手を出すのは止めておくべきだと思った(でもサバンナヨコクビは密 かに狙ってる)。キボシイシガメの変異個体もびっくり。変異の少ない種だと思ってたので尚更。地味にキタのは イベリアホウセキカナヘビ。こんな綺麗で大型のカナヘビを、これまで存在すら知らなかった。ヨーロッパのヘビやトカゲって意外にマークが薄い気がする。

2010
年かぁ。歳を取って行くのは辛いけど、まあ、なるようになるでしょう。来年も宜しくお願いします。

1年って早いなぁ。ジャネーの法則を肌身で実感するお年頃。人生なんて、気が付いたらあっという間に終わってるんだろうな。

ハコガメベビーの育成で、個人的に一番重宝してるのはピンクマウス。これを食べてくれると目に見えて成長が早く、体も強くなる感じ。切り刻めばサプリメントも添加し易い。配合飼料を良く食べる個体は楽に育つんだけど、そればかりだとしっくり来ない。感覚的な話で申し訳ないけど、手に持ってズッシリと来るような個体には育たないように感じる。ただ、配合を全く食べないと、それはそれで厄介。なるべく配合には頼り過ぎず、しかしながら配合も食べるように躾けておくのが、現時点で自分の考える理想。


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ピンクマウスを与える日は、最初に配合を与えて、その後にピンク。サプリメントの添加で嗜好性を損なう恐れがあるけど、ピンクなら粉末が多少付着しててもがっついてくれる。昨年は殆ど使わなかったけど、今年は意識してサプリメントを使用。パウの炭酸カルシウム、もしくは卵殻の粉末を毎回添加し、週に1~2回はパウの総合ビタミンやミネラルパウダーも使用。炭酸カルシウムは以前からリクガメに使ってたけど、ビタミンとミネラルまでは使わなかった。3種類買ったら2,000~3,000円くらいはするので、正直躊躇してた。でも、他のカメにも使えるんだし、年に1~2回買うだけなら大した出費でもなかろう。ギャンブルで数千円をあっという間にスるよりよっぽど健全だろうと考えたら、買う事に抵抗がなくなった。

画像は今日撮影。ここ1週間くらいかな、2匹共、甲板に少しずつ黒斑が浮かんで来た。2日連続で太陽光に当てたのが効いたかも?

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当地はここ何日か晴天が続き、昼間は割と暖かい日が続いてる。短時間、例えば5~10分間程度でもいいので、なるべく太陽光に当てる事を心掛けてる。水を抜き、タッパごと日当たりのいい場所に置く。今の時期の気温はすぐ下がるので、長時間放置し過ぎないよう注意し、少しでも寒いなと思ったら、すぐに室内に取り込む。野良猫などの外敵もいるし、極力目を離さないようにしたい。

08CBを育てた時の反省点を今年に生かしてる。太陽光や紫外線灯を活用し、水をまめに換え、甲に付着したぬめりもまめに、指の平で優しく落とす。その甲斐あってか、08CBよりも甲羅の質感はいい感じに育ってる気がする。

今日計測したら、2号は6cmを越えてた。食欲にムラのある4号は5.5cmのまま。餌食いがそのまま成長に現れてる
な。先日やときちさんから薦められたイカの甲を投入したが、2号の方はやはり積極的に齧ってる。
GC血統以外に08CBのトウブが2匹いるので、その内1匹をまず紹介。

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↑昨年11月撮影。当時約3.6cm。HBM2008で、トウブ他アメハコを多数販売しているブリーダーから購入。この時は自分がまだ模様や色味について理解しておらず、とりあえず甲の厚みを優先して選んだ。でも、今こうして画像を見返してみると、前肢や喉元の色味はかなり有望だったんだな。結果オーライ。餌は配合しか与えていなかったそうだ。

で、ここから今年の春までかなり苦戦する羽目に。GC08と一緒に、今年のベビーと同じ環境で加温飼育したものの、全く成長しない。餌を食べるには食べるものの、一口二口で止まってしまい、大半を残してしまう。死なない程度に食べるだけの状態が春まで続き、甲は一向に硬くならずグニャグニャ。これは駄目か・・・と嘆いてたんだけど、暖かくなって来た4月頃、突然嘘のように食欲を見せ始め、成長線が伸び始めた。アメハコは一旦スイッチが入ると早い。土中で冬を越し、春から活動する、本来の生態に任せる方が本当は理想的なのかもしれない。


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↑今年7月撮影(屋外、フラッシュなし)。一気に成長して、甲も硬くなって一安心。一時はどうなる事かと・・・。赤茶色だった地色はクリーム系になり、印象はガラっと変わった。頭の柄も変色し、黄色でベタッと塗り潰したような感じ。今は地色がクリーム色で、パッと見は落ち着いて見えるけど、その内色味が濃くなって来たら、派手になりそう。

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上と同じ日に撮影(室内、フラッシュ有)。甲はかなりガサついてしまい、乾燥させるとかなり目立つ。トウブはじきに模様が出て来るから、多少は目立たなくなるだろう。

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↑今年9月撮影。7月以降、殆ど写真を撮ってなかった事に今更気付いた。夏頃から虹彩が赤くなって来た。顔の色味も派手になりそうだし、何となくオスのような気がする。こいつも太陽光に当て始めたのが9月以降。来年はもっと積極的に当てないと。

冬眠前に甲長を計測したが、記録し忘れた。多分7~7.5cmくらい。この冬は加温飼育しようか迷ったが、また食欲にムラが出て、体力を失われたりしたら困る(只でさえ普段から食欲にムラがある)。こいつは四季に任せる方が無難な気がして、思い切って冬眠させる事にした。今はまず、冬を無事に乗り切れますように。

ここ最近、夜間の冷え込みが激しい為、トウブ育成水槽の全体をビニールで覆う事にした。また、昨夜はたまたまタッパの水を抜いたまま消灯。

翌朝は快晴。夜勤から帰宅し、トウブの様子を見に行ったところ、4号の様子がおかしい。瞼を閉じたまま不自然にバタバタ動きまわり、口から泡吹いてる!過去の経験上、見るからにやばい状態。慌ててタッパごと取り出し、ぬるま湯を張る。動きそのものは活発だけど、一向に瞼が開かない。どうしたら良いか分からないけど、とりあえず爬虫類用総合ビタミン剤を溶かしてみたところ、やっと瞼が開いた。どうやら命に別条はないようだ。

何故こんな事に?同じ水槽内でも、2号は何ともない。まだタッパ内には水分が多少残っており、乾燥し過ぎた訳でもない。ふと水槽内の温度計を見ると、25℃!普段は20℃行くか行かないかだ。エミートに繋いだサーモの設定値は26℃で、エミートから一番遠い位置にある温度計がほぼ設定値まで上がってるという事は、エミート付近は相当な熱さ。どうやら、ビニールで覆って保温効果が高まったところに、急激な気温上昇もあって、エミート側に設置された4号のタッパ内が致死
寸前まで熱くなってしまったようだ。タッパに蓋をしてたのが、更に拍車を掛けた。糞尿の匂いが充満し、熱さと相まって中毒を引き起こす恐れもあったと思う。

サーモのセンサーも、エミートから離れた位置に設置してあった。水槽内全体が26℃になればと思って、サーモの設定値を26℃にしてたけど、もしそうなった場合、エミート付近は相当熱いに決まってる。エミート付近で逃げ場がなければ、結果は判り切ってる。そこまで頭が回らなかった。今の時期、どうせ設定値まで上がり
切らないだろうと、保温球の力を甘く見過ぎていた。完全に俺のミスだ。

ひとまず、サーモの設定値を23℃に下げた。ビニールで覆うのは夜間のみにし、日中、特に晴れた日は細心の注意を払わないと。

幸い4号は元気で、午後にはピンクマウスを1匹完食。でも、本当にタッチの差だったと思う。あの時、様子を見に行って本当に良かった。もし午後まで放置したら、9割方死んでたと思う。良かれと思ってやった事で大事なカメが死んだら、もうやってられない・・・。本当に、失敗と自己嫌悪の繰り返しだ。
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とても綺麗なこの2匹のトウブが、GC血統の両親。トウブらしい甲羅に、肌の色味も濃くて、素晴らしい。アメハコの場合、派手な個体同士の組み合わせでも期待するようなベビーが生まれて来るとは限らないのだが、この組み合わせの結果は周知の通り。GOLDCASTLE氏、今後も頑張って下さい。

このペア、実はもっと昔に、公に登場した事があった。

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ちょっと懐かしい、ビバリウムガイド9号。何時頃だっけ?と思い、裏を見たら・・・2000年!うわ・・・見なきゃ良かった・・・。そりゃピチピチの大学生も三十路に突入するわ。
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ビバガ初のアメリカハコガメ特集。カラー写真で大きく紹介されてる上の2個体。そう、これがGC血統の両親(なお、当時の所有者は別の方だったそう)。ここ2~3年でカメに興味持った人には信じられないと思うけど、この頃のトウブを取り巻く状況って凄かったんだよ。それこそ『腐ってもトウブ』で、この2ページに載ってるような個体達なんて、店側がまず売らなかった。CBベビーでさえ価格は6桁に近かった。学生が買うなんて無理。当時、この2ページをどれだけ眺めた事か。

1995年のサイテスⅡ類昇格以来、アメハコの価格は暴騰したけど、それ以前の状況も何となく覚えてる。バブル崩壊後とはいえ、今にして思えばまだまだ余裕のあった日本。バブルの頃の名残か、歪んだ希少価値が幅を利かせてて、生体への扱いも値段にかなり比例してた(今もあまり変わらないか)。現在ほど動物愛護の精神も浸透してなかった。アメハコ類の価格はせいぜい数千円(フロリダハコや極美トウブのみがかろうじて5桁)で、そういう安いカメに対する店の扱いは酷かった。ミツユビは完全にビギナー向け。WCが安く大量に入るので、敢えてCBが売られる事もない。ベビーを育てるコツが語られる事もなかった。観賞魚雑誌(まだクリーパーもビバガもなかった)の誌面で、良心的な愛好家が『良いカメだよ』とフォローする事はあっても、現実にはアメハコにとって不遇の時代が長く続いてた。

95年に属レベルでサイテス入り。これで状況が一変。自分もすぐには実感が沸かなかったが、数ヶ月もする頃には違和感を感じ始めた。爬虫類専門店の広告に、ミツユビがデカデカと掲載され始める。鼻で笑われる存在だったミツユビが、一転して店の看板になっちゃった。価格は一気に6桁。うちの隣の市にある店で、ずっと数千円で売れ残ってたガルフの値札が、ある日突然6桁に書き換えられてた。トウブとニシキハコはもう非売品。フロリダは店頭にすら並ばず、闇から闇へと消えるような存在に。当時高校生のチョビ少年、唖然呆然。昨年までは何だったの?こんな笑えない冗談があっていいの?しばらくは現実が受け入れられなかったなぁ。

90年代後半は、一般にはミツユビしか出回らない時期が続いた。アクアライフやフィッシュマガジンの広告で、ミツユビのアダルトがやたら持てはやされた頃。後はたまにガルフが出るだけで、他の種類は持ち主がまず手放さない。やがて、大事にされ始めたWCに結果が出始める。この頃から、ベビーの育成にコツが要る事がようやく認知され始めた。WCが輸入されなくなり、必要に迫られて、やっと正当な扱いを受けられるようになった訳だ。話をアメハコだけに絞ってもこれなんだから、カメ全体、爬虫類全体で見たら、もう想像を絶する。最近この趣味に入って来た人には理解し難いかもしれないけど、本当に動物が”モノ”扱いだったのよ。特に価格が安い種類は・・・。

トウブはミツユビほどコンスタントに殖えなかったようで、2000年代に入ってもしばらく高嶺の花。ベビーは多少出回り始めたけど、結果の出たアダルトは相変わらず出されない。2000年当時に、上の写真のようなトウブを所有するのがどれだけ狂った世界か、今のネットオークションの価格だけ見たら想像出来ないだろうなぁ。そもそも、この趣味自体が狂ってるのかもしれないけど。当時頑張った人達からすると、最近のトウブの価格下落はさぞかし辛いだろうと思う。自分の場合は、価格が下がって来たからこそ手を出したクチなので、彼らとは相容れないかもしれない。ただ、トウブハコガメは何処まで行ってもトウブハコガメなので、あまり世間に振り回されないようにしたいよね。

この2匹に関わって来た人達、例えば撮影者や、このペアを欲しくても買えなかった人達。そういう人達も、このペアが仔を残して、更に次世代へと受け継いで行けたら、色々と報われるんじゃないかと思う。このペアから採れたベビー達を自分なりに大事に飼って行くので、温かく見守ってやって欲しい。すぐ熱さが喉元過ぎるタチなんで、自分にプレッシャーかけとこう。今日はやたら長い上に支離滅裂でごめんなさい。

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1978(昭和53)年生まれ。1.7m級の♂。爬虫類と魚が好きなおっさんです。基本後ろ向きな割には楽天家です。
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