我が家のカメ達の話題に、チラ裏を多分に織り交ぜてお送りします
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過去に1度だけ、ミツユビハコガメを飼った事がある。
2004年2月に購入。見ての通りの超ド派手個体。値段もかなりのものだったけど、こいつなら・・・と素直に思えた。ミツユビは何だか飽きてしまいそうで、飼育には及び腰だったけど、この個体だけは別だった。
極美と言って差し支えないだろう。探して見つかる個体じゃないと思う。
当時住んでいた寮のベランダで放し飼いにしていた。飼育開始当初は食べなかった配合もやがて食べるようになり、元気そのもの。冬眠もこなし、順風満帆に思えた矢先に事件が起きた。
2005年7月。ベランダに出てミツユビを見ると、何やら動きがおかしい。最初は何が何だか判らなかったが、手に持ってみて愕然とした。両前肢が全く動かず、引っ張ってもまるで抵抗がない。動きが変だったのは、後肢だけで動いていたからだった。前日まで普通に四肢で歩いてたのに、何故!?
程なく、レプタイルクリニックに連れて行った。先生曰く、原因ははっきりしないが、神経に何らかの異常をきたし、前肢が不能になったのでは?と診断された。その日、病院にミツユビを預けて帰宅。数日後に引き取りに行くと、前肢はしっかり動くようになっていた。頸の横からステロイドを注射して良くなったという。K先生すげぇ!と思った。餌が動物質に偏らないように気を付けつつ、しばらく投薬するよう言われた。言われた通り、粉薬を餌に混ぜて数日間投与。幸い、再発はしなかった。原因は未だに不明だが、成長期を過ぎた個体が動物性蛋白過多になると、神経に異常をきたすケースがあるらしい。たまにオオバコ等を与えてはいたが、この一件以来、意識して植物質を与えるように心掛けた。
その年の秋は中途半端な気温が続き、今度は体調を崩してしまった。餌も食べないまま中途半端な気温に晒し続けたせいで、冬眠させられないほど衰弱。慌てて加温したけど、全く餌を食べない。お陰でまた病院に・・・。数日間入院させたところ、引き取りに行った時にはすっかり元気な姿になっていた。この先生は本当にすげぇと思った。その冬は加温飼育。しかし、ベランダ飼育に慣れていたところを狭いケースに移したからか、なかなか調子が上がらない。そもそもがWC個体という事もあって、餌にバラエティを持たせないと目に見えて食欲が落ちる。アメハコでもCBはあんなに飼い易いのに、WCだとこんなに厄介なのか・・・と思った。
飼主が2005年に会社を辞めて実家に戻り、ベランダ飼育も終了。2006年は衣装ケースで飼育。狭いケースの中でどんどん生気を失って行った。餌を食べてはいるが、顔は細くなり、購入当初の血色の良さが失われていた。庭に放し飼いにでもすれば良かったのに、行動を起こせないまま1年が過ぎてしまった。トラブル続きで嫌気が差して、最期は熱が冷めたまま惰性で飼っている状態だった。
翌2007年、冬眠明けに死亡。そういえばここ数日間見てないなと思い、久々に様子を見たら死んでいた。酷い最期だ。飼主がちょっと不安定な時期だったとはいえ、幾ら何でも手を抜き過ぎた。神経障害も再発しなかったんだし、本来なら今でも元気にしているべき個体だ。
気持ちが切れると途端に駄目になってしまう自分にウンザリする。せめて今いるカメ達には同じ失敗を繰り返さないよう、頑張らなきゃいけない。
2004年2月に購入。見ての通りの超ド派手個体。値段もかなりのものだったけど、こいつなら・・・と素直に思えた。ミツユビは何だか飽きてしまいそうで、飼育には及び腰だったけど、この個体だけは別だった。
極美と言って差し支えないだろう。探して見つかる個体じゃないと思う。
当時住んでいた寮のベランダで放し飼いにしていた。飼育開始当初は食べなかった配合もやがて食べるようになり、元気そのもの。冬眠もこなし、順風満帆に思えた矢先に事件が起きた。
2005年7月。ベランダに出てミツユビを見ると、何やら動きがおかしい。最初は何が何だか判らなかったが、手に持ってみて愕然とした。両前肢が全く動かず、引っ張ってもまるで抵抗がない。動きが変だったのは、後肢だけで動いていたからだった。前日まで普通に四肢で歩いてたのに、何故!?
程なく、レプタイルクリニックに連れて行った。先生曰く、原因ははっきりしないが、神経に何らかの異常をきたし、前肢が不能になったのでは?と診断された。その日、病院にミツユビを預けて帰宅。数日後に引き取りに行くと、前肢はしっかり動くようになっていた。頸の横からステロイドを注射して良くなったという。K先生すげぇ!と思った。餌が動物質に偏らないように気を付けつつ、しばらく投薬するよう言われた。言われた通り、粉薬を餌に混ぜて数日間投与。幸い、再発はしなかった。原因は未だに不明だが、成長期を過ぎた個体が動物性蛋白過多になると、神経に異常をきたすケースがあるらしい。たまにオオバコ等を与えてはいたが、この一件以来、意識して植物質を与えるように心掛けた。
その年の秋は中途半端な気温が続き、今度は体調を崩してしまった。餌も食べないまま中途半端な気温に晒し続けたせいで、冬眠させられないほど衰弱。慌てて加温したけど、全く餌を食べない。お陰でまた病院に・・・。数日間入院させたところ、引き取りに行った時にはすっかり元気な姿になっていた。この先生は本当にすげぇと思った。その冬は加温飼育。しかし、ベランダ飼育に慣れていたところを狭いケースに移したからか、なかなか調子が上がらない。そもそもがWC個体という事もあって、餌にバラエティを持たせないと目に見えて食欲が落ちる。アメハコでもCBはあんなに飼い易いのに、WCだとこんなに厄介なのか・・・と思った。
飼主が2005年に会社を辞めて実家に戻り、ベランダ飼育も終了。2006年は衣装ケースで飼育。狭いケースの中でどんどん生気を失って行った。餌を食べてはいるが、顔は細くなり、購入当初の血色の良さが失われていた。庭に放し飼いにでもすれば良かったのに、行動を起こせないまま1年が過ぎてしまった。トラブル続きで嫌気が差して、最期は熱が冷めたまま惰性で飼っている状態だった。
翌2007年、冬眠明けに死亡。そういえばここ数日間見てないなと思い、久々に様子を見たら死んでいた。酷い最期だ。飼主がちょっと不安定な時期だったとはいえ、幾ら何でも手を抜き過ぎた。神経障害も再発しなかったんだし、本来なら今でも元気にしているべき個体だ。
気持ちが切れると途端に駄目になってしまう自分にウンザリする。せめて今いるカメ達には同じ失敗を繰り返さないよう、頑張らなきゃいけない。
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1978(昭和53)年生まれ。1.7m級の♂。爬虫類や魚が好きです。末端の一愛好家として色々と書いて行きたいです。
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