我が家のカメ達の話題に、チラ裏を多分に織り交ぜてお送りします
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
2010年も終わりが近付く中、皆様は如何お過ごしでしょうか。体感的に昨年末との変化を感じない、悲しい三十路男チョビです。今日は、私が昔飼ってたマダラマルガメの話でもどうぞ(前フリと何の関係もない・・・)。
数年前に入手したマダラマルガメ。昔は<Cyclemys tcheponensis>の学名を当てられ、『チェポマルガメ』と呼ばれていた。現在でも解りにくい面があるマルガメの仲間。ましてや一昔前は、複数のタイプが一緒くたにこの名前で呼ばれていた感がある。極端な話、頸部に模様があって派手ならチェポで、地味ならノコヘリマルガメ、みたいな感じだった(ここで言う”ノコヘリマルガメ”は、広義の<C.dentata>)。チェポとして売られていても、実物を見たら少し模様が目立つだけのノコヘリマルガメだった、なんてケースも多々あった。”チェポマルガメ”と総称されていたマルガメの中でも、現在マダラマルガメとされるこのタイプは、際立つ色彩で他種と判別し易かった。その後、このタイプには<C.atripons>の学名が当てられるようになり、『マダラマルガメ』の和名が何時の間にか定着した。現在では更に細分化されるらしいけど、良く解らない面もあるので、とりあえずそれはさておき。
昔から輸入量に波がある種で、数年に渡って全く輸入されない時期もあった。2010年は久々にまとまった数が輸入され、店頭でちらほら名前を見かけた。ベビーを採れた店もあるみたい。価格にも波があり、2000年代後半に自分が実際に見ただけでも、アダルトペアが15万のケースもあれば、1匹3万足らずのケースもあった。ちなみに、自分はかなり高い時に買ってしまった(欲しい時が高い時だった)。ただ、本種は最初に紹介された頃に超珍種として扱われていたので、時代背景(丁度バブル後期の頃)も考えると、とんでもない高額で買った人も、過去にはいたと思われる。あの頃は、最近の感覚では有り得ないような価値観が色々とまかり通ってたから。
左オス、右メス。日本国内で販売されるマルガメ全般に言えるけど、恐ろしくオスが少ない。オスはメスより尾が多少太いものの、外見上の雌雄差はかなり小さく、単体だとかなり判別し辛いと思う。個人的には、このペアを買うまで多数の”ノコヘリマルガメ”を見て来て、どれもメスとしか思えなかった。普通に考えれば、あれだけの数を見ればオスも混じってたはず。自分の見る目がないのか?と悩んだけど、何て事はない。今にして思えば、本当にメスしかいなかったのだ。雌雄確定のこのペアを見るまで、マルガメの性別を見分ける自信は全く持てなかった。そんな風に混乱してしまうくらい、マルガメのオスは少ない。輸入される動物の性比は、産地の変化等を境にガラッと変わる事もあるので、あくまで近年の傾向として、だけど。
昔の画像を見てると、また飼いたくなってしまう。本種は、マルガメ属の中ではズバ抜けて美しい。この色彩は筆舌に尽くし難い。飼育に関しては、基本的には丈夫。マルガメ全般に言えるけど、新しい水だと今一つ調子が上がらない印象。落ち着いた水で、少数飼育がいい。注意点としては、マルガメの仲間は手で持ち上げると糞尿を撒き散らす(尿だけの場合もある)。意外と話題に上らないけど、自分もこれまで何度やられた事か・・・。特にお腹側を見る時には注意されたい。人慣れしたアダルト個体を除けば、普通にやるものだと思ってた方がいい。
無理して購入したペアだったけど、室内で無加温越冬に挑戦したところ、あえなく撃沈。かなりあっけなかった。春が来るまで、とても持ち堪えられそうになかった。マルガメの仲間はかなり耐寒性がある、というイメージが一部に存在するようだけど、少なくとも本種に関しては、冬場の加温は必須。凍らない室内ですらこれなのに、屋外なんてとても(沖縄なら話は別だけど)。
広義の”ノコヘリマルガメ”には都内での屋外越冬例があるそうだけど、そういうのは本当に例外中の例外。メス成体の、特別丈夫な個体のみ、かろうじて乗り切れるケースがある、というだけの話だと思う。恥ずかしながら自分自身、過去に”ノコヘリマルガメ”の室内無加温越冬を多数試みて、相当な割合で失敗している。稀な例に基づいた情報に踊らされ、盲目的に失敗を重ねてしまった。一時的な水温低下にはかなり強いものの、ひとまずは10℃以上に保つのが無難。
数年前に入手したマダラマルガメ。昔は<Cyclemys tcheponensis>の学名を当てられ、『チェポマルガメ』と呼ばれていた。現在でも解りにくい面があるマルガメの仲間。ましてや一昔前は、複数のタイプが一緒くたにこの名前で呼ばれていた感がある。極端な話、頸部に模様があって派手ならチェポで、地味ならノコヘリマルガメ、みたいな感じだった(ここで言う”ノコヘリマルガメ”は、広義の<C.dentata>)。チェポとして売られていても、実物を見たら少し模様が目立つだけのノコヘリマルガメだった、なんてケースも多々あった。”チェポマルガメ”と総称されていたマルガメの中でも、現在マダラマルガメとされるこのタイプは、際立つ色彩で他種と判別し易かった。その後、このタイプには<C.atripons>の学名が当てられるようになり、『マダラマルガメ』の和名が何時の間にか定着した。現在では更に細分化されるらしいけど、良く解らない面もあるので、とりあえずそれはさておき。
昔から輸入量に波がある種で、数年に渡って全く輸入されない時期もあった。2010年は久々にまとまった数が輸入され、店頭でちらほら名前を見かけた。ベビーを採れた店もあるみたい。価格にも波があり、2000年代後半に自分が実際に見ただけでも、アダルトペアが15万のケースもあれば、1匹3万足らずのケースもあった。ちなみに、自分はかなり高い時に買ってしまった(欲しい時が高い時だった)。ただ、本種は最初に紹介された頃に超珍種として扱われていたので、時代背景(丁度バブル後期の頃)も考えると、とんでもない高額で買った人も、過去にはいたと思われる。あの頃は、最近の感覚では有り得ないような価値観が色々とまかり通ってたから。
左オス、右メス。日本国内で販売されるマルガメ全般に言えるけど、恐ろしくオスが少ない。オスはメスより尾が多少太いものの、外見上の雌雄差はかなり小さく、単体だとかなり判別し辛いと思う。個人的には、このペアを買うまで多数の”ノコヘリマルガメ”を見て来て、どれもメスとしか思えなかった。普通に考えれば、あれだけの数を見ればオスも混じってたはず。自分の見る目がないのか?と悩んだけど、何て事はない。今にして思えば、本当にメスしかいなかったのだ。雌雄確定のこのペアを見るまで、マルガメの性別を見分ける自信は全く持てなかった。そんな風に混乱してしまうくらい、マルガメのオスは少ない。輸入される動物の性比は、産地の変化等を境にガラッと変わる事もあるので、あくまで近年の傾向として、だけど。
昔の画像を見てると、また飼いたくなってしまう。本種は、マルガメ属の中ではズバ抜けて美しい。この色彩は筆舌に尽くし難い。飼育に関しては、基本的には丈夫。マルガメ全般に言えるけど、新しい水だと今一つ調子が上がらない印象。落ち着いた水で、少数飼育がいい。注意点としては、マルガメの仲間は手で持ち上げると糞尿を撒き散らす(尿だけの場合もある)。意外と話題に上らないけど、自分もこれまで何度やられた事か・・・。特にお腹側を見る時には注意されたい。人慣れしたアダルト個体を除けば、普通にやるものだと思ってた方がいい。
無理して購入したペアだったけど、室内で無加温越冬に挑戦したところ、あえなく撃沈。かなりあっけなかった。春が来るまで、とても持ち堪えられそうになかった。マルガメの仲間はかなり耐寒性がある、というイメージが一部に存在するようだけど、少なくとも本種に関しては、冬場の加温は必須。凍らない室内ですらこれなのに、屋外なんてとても(沖縄なら話は別だけど)。
広義の”ノコヘリマルガメ”には都内での屋外越冬例があるそうだけど、そういうのは本当に例外中の例外。メス成体の、特別丈夫な個体のみ、かろうじて乗り切れるケースがある、というだけの話だと思う。恥ずかしながら自分自身、過去に”ノコヘリマルガメ”の室内無加温越冬を多数試みて、相当な割合で失敗している。稀な例に基づいた情報に踊らされ、盲目的に失敗を重ねてしまった。一時的な水温低下にはかなり強いものの、ひとまずは10℃以上に保つのが無難。
PR
ブログ内検索
プロフィール
HN:
チョビ
性別:
男性
自己紹介:
1978(昭和53)年生まれ。1.7m級の♂。爬虫類や魚が好きです。末端の一愛好家として色々と書いて行きたいです。
カテゴリー
アーカイブ
最新CM
[10/30 ルイヴィトン スーパーコピー ストール tシャツ]
[03/17 チョビ]
[03/15 チャP]
[09/23 チョビ]
[09/15 イリス]
最新記事
最新TB
P R
カウンター
アクセス解析