我が家のカメ達の話題に、チラ裏を多分に織り交ぜてお送りします
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新入り第3弾。
以前より欲しかった、念願のモビールクーター。ベビーより少し育ったサイズ。店頭にいる時点で、輸入直後にもかかわらず非常に状態が良く、思わず手を出してしまった。新しい環境になっても物怖じせず、配合飼料から葉野菜まで良く食べている。アメリカのエキスポで買い付けて来た個体達だそうだが、向こうでよほど上手く飼われていたと思われる。導入初期はもうちょっと苦労すると思ってたので、嬉しい誤算。
御存知の通り、現在P.c.mobilensisは抹消され、分類上P.c.concinnaに含められている。少なくとも、特徴が顕著な個体に関しては、カロライナとは別物に見える。甲羅はかなり扁平で、斑紋は色鮮やかなオレンジ。顔から頸にかけての縞模様は黄色が濃く目立つ。目はアイラインがなかったり、あっても薄くて遠目にはラインが入らないように見える個体がいる。カロライナとテネシーは顔が結構似ているが、モビールはかなり特徴的で、顔だけでモビールと判別出来る個体が多い(と個人的には思う)。カロライナもテネシーもベビーは地味で、斑紋の黄色味が目立たない個体が多いが、モビールはベビーの時点で既にこの色彩。旧分類のリバークーターの亜種で、テキサスクーターと本タイプは成長に伴う色彩変化が少ない。
愛玩用としては、滅多に輸入されない。昨年辺りからちらほら見かけるようになったが、2010年までは店頭で殆ど見かけなかったように思う。昔から稀に輸入されても散発的で、単に『リバークーター』として売られているケースが多かった。一般的に見かける『リバークーター』は今も昔もテネシーが大半で(少なくとも私が外国産のカメに興味を持ち始めた1991年頃にはそうだった)、特に亜種分けもされず輸入される『リバークーター』の中に、カロライナやモビール、或いは現在では分類学上の名前を失った他亜種が、ポツリポツリと含まれていた。価格的に安い部類に入るカメなので、売る側も大して違いなど気にしなかったというのが、実際のところではなかろうか。
当時中学生だった私としては、明らかにテネシーじゃない個体(モビールやカロライナ)が、亜種名も記されずに『リバークーター』として紹介されていると、『どゆこと!?』となった訳だ。普段、店頭でリバークーターといったらテネシーしか見かけない(そしてそれがテネシー亜種だという事すら当時は判らず)。リバークーター=テネシークーターというイメージしかなかった私は、誌面で『リバークーター』としてカロライナクーターの写真が用いられたりしていて、随分悩まされたものだ。更に、稀にモビールクーターの写真(モビールと明記されているケースは皆無だった)を見かけると、混乱に拍車がかかった。『何かリバークーター(=テネシー)と違うし、かといって2番目に良く見るリバークーター(=カロライナ)ともまた違う・・・』と、あれこれ考えたのも懐かしい思い出。
今となっては全てカロライナに含められているものの、愛好家視点で言えば、せめてモビールは別物として分けた方が・・・と思ってしまう。とりあえずこのブログでは、モビールはモビールとして扱って行く予定。
※9/19追記 先日これを書いた時点で、私は現在でもテネシークーターP.c.hieroglyphicaは有効かと思い込んでいましたが、クリーパー43号を読み返してみたら、現在はテネシーもカロライナに含められていました。失礼致しました。
以前より欲しかった、念願のモビールクーター。ベビーより少し育ったサイズ。店頭にいる時点で、輸入直後にもかかわらず非常に状態が良く、思わず手を出してしまった。新しい環境になっても物怖じせず、配合飼料から葉野菜まで良く食べている。アメリカのエキスポで買い付けて来た個体達だそうだが、向こうでよほど上手く飼われていたと思われる。導入初期はもうちょっと苦労すると思ってたので、嬉しい誤算。
御存知の通り、現在P.c.mobilensisは抹消され、分類上P.c.concinnaに含められている。少なくとも、特徴が顕著な個体に関しては、カロライナとは別物に見える。甲羅はかなり扁平で、斑紋は色鮮やかなオレンジ。顔から頸にかけての縞模様は黄色が濃く目立つ。目はアイラインがなかったり、あっても薄くて遠目にはラインが入らないように見える個体がいる。カロライナとテネシーは顔が結構似ているが、モビールはかなり特徴的で、顔だけでモビールと判別出来る個体が多い(と個人的には思う)。カロライナもテネシーもベビーは地味で、斑紋の黄色味が目立たない個体が多いが、モビールはベビーの時点で既にこの色彩。旧分類のリバークーターの亜種で、テキサスクーターと本タイプは成長に伴う色彩変化が少ない。
愛玩用としては、滅多に輸入されない。昨年辺りからちらほら見かけるようになったが、2010年までは店頭で殆ど見かけなかったように思う。昔から稀に輸入されても散発的で、単に『リバークーター』として売られているケースが多かった。一般的に見かける『リバークーター』は今も昔もテネシーが大半で(少なくとも私が外国産のカメに興味を持ち始めた1991年頃にはそうだった)、特に亜種分けもされず輸入される『リバークーター』の中に、カロライナやモビール、或いは現在では分類学上の名前を失った他亜種が、ポツリポツリと含まれていた。価格的に安い部類に入るカメなので、売る側も大して違いなど気にしなかったというのが、実際のところではなかろうか。
当時中学生だった私としては、明らかにテネシーじゃない個体(モビールやカロライナ)が、亜種名も記されずに『リバークーター』として紹介されていると、『どゆこと!?』となった訳だ。普段、店頭でリバークーターといったらテネシーしか見かけない(そしてそれがテネシー亜種だという事すら当時は判らず)。リバークーター=テネシークーターというイメージしかなかった私は、誌面で『リバークーター』としてカロライナクーターの写真が用いられたりしていて、随分悩まされたものだ。更に、稀にモビールクーターの写真(モビールと明記されているケースは皆無だった)を見かけると、混乱に拍車がかかった。『何かリバークーター(=テネシー)と違うし、かといって2番目に良く見るリバークーター(=カロライナ)ともまた違う・・・』と、あれこれ考えたのも懐かしい思い出。
今となっては全てカロライナに含められているものの、愛好家視点で言えば、せめてモビールは別物として分けた方が・・・と思ってしまう。とりあえずこのブログでは、モビールはモビールとして扱って行く予定。
※9/19追記 先日これを書いた時点で、私は現在でもテネシークーターP.c.hieroglyphicaは有効かと思い込んでいましたが、クリーパー43号を読み返してみたら、現在はテネシーもカロライナに含められていました。失礼致しました。
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ともちんはEモバイル
(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ- mobilensis 様~
模様&色彩、好きなタイプです。
分類は分類で、自分が好きな形態を飼育する、憧れるで趣味は
いいでしょう。
代わりにではないけれど‘mobile’という単語を目にする機会は増えたな。
ちょいニュース…我が国がようやくリュウキュウヤマガメをCITESの2類への掲載提案を出す方向だそうな。
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=15668
模様&色彩、好きなタイプです。
分類は分類で、自分が好きな形態を飼育する、憧れるで趣味は
いいでしょう。
代わりにではないけれど‘mobile’という単語を目にする機会は増えたな。
ちょいニュース…我が国がようやくリュウキュウヤマガメをCITESの2類への掲載提案を出す方向だそうな。
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1978(昭和53)年生まれ。1.7m級の♂。爬虫類や魚が好きです。末端の一愛好家として色々と書いて行きたいです。
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