我が家のカメ達の話題に、チラ裏を多分に織り交ぜてお送りします
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時期的にブログに書くネタも少ないので、ちょっと昔話。本棚から昔の観賞魚雑誌を引っ張り出して、カメマニア的に面白そうな写真を抜粋してみた。日本経済のバブル期、及びその余波がまだ残っていた、様々な生体の輸入が活発だった時期の新着記事が主。
フィッシュマガジン1993年4月号。当時は情報の少なさ故、種名の誤字脱字が多かった。オオアタマガメの黒化個体は、私は後にも先にもこの1匹しか知らない。流石にもう生き残ってないだろうな・・・。
左・・・フィッシュマガジン1989年10月号
右・・・フィッシュマガジン1989年12月号
丁度、発見されて間もないアジア産のカメが色々紹介された時期。マコードハコガメは、何故か一部で『マッコードリーハコガメ』と表記されていた。アンナンガメは『アンナンミズガメ』と表記される事もあった。しかし、情報が少なかったとはいえ、アンナンガメへのコメントは酷い。珍しさ以外に何もないかのような。
この頃の紹介の仕方が悪かった所為か、以降10数年に渡って、一部でアンナンガメを名指しで批判する傾向が見られたように思う。アンナンガメが悪いというよりは、『何の変哲もないカメだけど、こんなに高い!こんなに珍しい!』という面がやたらクローズアップされる歪んだ風潮に対する批判だったと思われるが、それにしてもアンナンガメだけが妙に槍玉に挙げられていた印象がある。そういった変な空気はここ数年で薄れたように思えるが、当時を知る人には『アンナンガメを有難がる=バブルの象徴』みたいなイメージが未だ残っているのでは。
当時、現在で言うヒガシキバラマルガメやニシキバラマルガメがポツリポツリと輸入され、『チェポマルガメ』として珍重されていた。色彩の美しさもあって、ノコヘリマルガメとの差別化が激しかった。ただ、情報が少なくて混乱を招き、この写真のようにちょっと頸に模様が入る程度の個体まで混同される事も。珍しいという触れ込みを盲目的に信じて、この個体に高い金を払った人もいると思われる。
フィッシュマガジン1994年1月号。珍しいだけでなく、採集個体である点もポイント。こんな個体はもう輸入されないと思う。でも国内の河川で見つかるかもしれないな。
フィッシュマガジン1993年4月号。当時は情報の少なさ故、種名の誤字脱字が多かった。オオアタマガメの黒化個体は、私は後にも先にもこの1匹しか知らない。流石にもう生き残ってないだろうな・・・。
左・・・フィッシュマガジン1989年10月号
右・・・フィッシュマガジン1989年12月号
丁度、発見されて間もないアジア産のカメが色々紹介された時期。マコードハコガメは、何故か一部で『マッコードリーハコガメ』と表記されていた。アンナンガメは『アンナンミズガメ』と表記される事もあった。しかし、情報が少なかったとはいえ、アンナンガメへのコメントは酷い。珍しさ以外に何もないかのような。
この頃の紹介の仕方が悪かった所為か、以降10数年に渡って、一部でアンナンガメを名指しで批判する傾向が見られたように思う。アンナンガメが悪いというよりは、『何の変哲もないカメだけど、こんなに高い!こんなに珍しい!』という面がやたらクローズアップされる歪んだ風潮に対する批判だったと思われるが、それにしてもアンナンガメだけが妙に槍玉に挙げられていた印象がある。そういった変な空気はここ数年で薄れたように思えるが、当時を知る人には『アンナンガメを有難がる=バブルの象徴』みたいなイメージが未だ残っているのでは。
当時、現在で言うヒガシキバラマルガメやニシキバラマルガメがポツリポツリと輸入され、『チェポマルガメ』として珍重されていた。色彩の美しさもあって、ノコヘリマルガメとの差別化が激しかった。ただ、情報が少なくて混乱を招き、この写真のようにちょっと頸に模様が入る程度の個体まで混同される事も。珍しいという触れ込みを盲目的に信じて、この個体に高い金を払った人もいると思われる。
フィッシュマガジン1994年1月号。珍しいだけでなく、採集個体である点もポイント。こんな個体はもう輸入されないと思う。でも国内の河川で見つかるかもしれないな。
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無題
こんにちは。
ほんとこの頃は漠然と、または混沌としたキャプションや種類情報が多かったですよね。
スペングラーの対比の為に当時の腕時計置いてるのが面白いです。
オオアタマのメラニスティックなんて居たんですね。今ならその筋のマニアが飛びつきそうです。アノ辺りはサイティス入りの噂で盛り上がってるだけに。
当時の雑誌や図鑑に掲載されてる店の広告なども、時代を反映していて楽しいですよね。
今残ってる店ないけど、わたしの中では思い出として残ってます。
今は情報も増えましたが、昔はトキメキがもっとあった気が致します。参考写真一枚で、いろいろ想像したりして…
ほんとこの頃は漠然と、または混沌としたキャプションや種類情報が多かったですよね。
スペングラーの対比の為に当時の腕時計置いてるのが面白いです。
オオアタマのメラニスティックなんて居たんですね。今ならその筋のマニアが飛びつきそうです。アノ辺りはサイティス入りの噂で盛り上がってるだけに。
当時の雑誌や図鑑に掲載されてる店の広告なども、時代を反映していて楽しいですよね。
今残ってる店ないけど、わたしの中では思い出として残ってます。
今は情報も増えましたが、昔はトキメキがもっとあった気が致します。参考写真一枚で、いろいろ想像したりして…
無題
こんにちは~ノシ
オオアタマの黒化個体なんて今ならでっかく紹介されそうですが、実際はこの写真1枚が全てです。魚類も含めて、混沌とした時期でした。あまり昔話に浸りたくはないのですが、やはり当時のワクワク感はもうありませんよね。
とはいえ、昔の人達があれこれ楽しんだ結果、今となって多くの動物のサイテス入りを招いてる訳で、昔を知るマニアのはしくれとして自分も責任を背負っているかな・・・という気はします。楽しませて貰った分、ツケを払わねばならなそうです。
愛護法も改正されて、爬虫類業界も変革の時期ですね。
オオアタマの黒化個体なんて今ならでっかく紹介されそうですが、実際はこの写真1枚が全てです。魚類も含めて、混沌とした時期でした。あまり昔話に浸りたくはないのですが、やはり当時のワクワク感はもうありませんよね。
とはいえ、昔の人達があれこれ楽しんだ結果、今となって多くの動物のサイテス入りを招いてる訳で、昔を知るマニアのはしくれとして自分も責任を背負っているかな・・・という気はします。楽しませて貰った分、ツケを払わねばならなそうです。
愛護法も改正されて、爬虫類業界も変革の時期ですね。
無題
自分はフィッシュマガジン読み始めたのは2003年くらいですから、10年前ですね。しかし昔の本はみてるとコーフンします。最近の本はなぜか感動しない。オオアタマ,モエギ、社会人になってから飼育しようと思ってたカメが入手できなくなるのは正直つらいです。
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1978(昭和53)年生まれ。1.7m級の♂。爬虫類や魚が好きです。末端の一愛好家として色々と書いて行きたいです。
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