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我が家のカメ達の話題に、チラ裏を多分に織り交ぜてお送りします
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生まれて初めて飼ったカメは、7歳の時に親戚のおじさんから貰ったクサガメ。これがチョビ少年のその後の人生を大きく狂わせる発端となった。お陰でこんな大人になっちゃって、おじさんもさぞ無念であろう。

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最初は飼い方が良く解らず、大人達に言われるがままに、庭で採れるミミズを与えていた。ほぼミミズ単食(たまにニボシ等)で2年くらい飼っただろうか。その後は市販のカメの餌の存在を知り、そちらに移行。縁日で持ち帰って死んだ金魚等もたまに与えた。祖父が農業で使っていたケースに水を張って、上陸する為の石を入れただけのシンプルな飼い方。容器は玄関に設置し、太陽光に殆ど当てないまま数年間が過ぎたけど、幸いにも甲羅は歪まずに育った。冬は砂に潜らせて冬眠。水中冬眠の方が一般的だという事は、後年知った。

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飼育知識の有無以上に、あらゆる面でまだ無知な子供だったから、色々な事があった。世話が面倒臭くなって真夏に水換えをサボりまくったり、面白がって頸を掴んでぶら下げたり、酷い事をしてしまった。弟の友達が飼っていた小さいクサガメのベビーが欲しくなり、うちのと交換しないかと持ち掛けた事もあった(断られたけど、結果的にそれで良かった)。そんな仕打ちにもこいつは耐え続け、何時の間にかかけがえのない存在になった。飼主が中学生になる頃には、手放そうなんて気持ちはもうなくなっていた。

やがて飼主が色々なカメに手を出すようになり、色々と死なせる機会も増えたけど、幸いにもこいつはずっと元気だった。飼主の都合で様々なカメと同居させたけど、他個体とトラブルを起こさない優等生だった。飼主が高校生になる頃には、もはや空気のような存在。就職し、実家を離れた時も社員寮に連れて行き、ベランダで飼い続けた(お陰で会社では『カメキチ』というあだ名を付けられた)。

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飼い方が不味かったか、甲長は生涯14cmに満たなかった。サイズだけ見るととても老齢個体には見えないけど、御覧の通り腹甲は成長線も消えてツルツル。このサイズで毎年産卵もしていたけど、孵化はしなかった。産卵数は1クラッチで1~5個。この体では流石に沢山は産めなかったのだろう。

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飼育年数も20年を越え、何処まで行けるかと思っていたけど、一昨年の夏に亡くなってしまった。我が家に来てから23年超。7歳の子供が30歳になるまで生きてた訳だから、凄い話だ。管理次第ではもっと長生きしてたかもしれない(というか、させなきゃいけなかった)。どんなカメもせめてそれくらいは生きさせたいと常々思っている
。しかし、今いるカメ達全員にこいつと同じように接しているかと言われれば、正直出来ていない・・・。

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プロフィール
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チョビ
性別:
男性
自己紹介:
1978(昭和53)年生まれ。1.7m級の♂。爬虫類や魚が好きです。末端の一愛好家として色々と書いて行きたいです。
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