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我が家のカメ達の話題に、チラ裏を多分に織り交ぜてお送りします
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昨秋以降、加温飼育を始めてからキバラマルガメ達の調子がおかしく、餌を殆ど食べない。水中ヒーターの設定は25度。例年、冬場でもこの水温なら普通に餌を食べている。

原因はヒーターが中途半端に壊れて、設定温度まで水温が上がり切っていないだけだった。ヒーターを新品に変えたら、普通に餌を食べ始めた。こんな簡単な理由に気づくまで約2ヵ月もかかってしまった。ケースの蓋が結露してる=ちゃんとヒーターは機能している、と甘く考えた結果がこれ。失敗は忘れた頃にやって来るのだと、改めて思う。

ちなみに、調子が悪い原因は水温が低いせいだとまだ気付いていなかった時に、目先を変える意味で鶏ささみをあげてみたら食べた。咲ひかりを食べない状況でもささみは食べる、ちょっと意外だった。そのとき食べたささみを消化不良気味に排泄した事で、水温が低い事に気付いた。

昨夏、キバラマルガメのケースにうっかりドジョウを1尾落としたら(あげるつもりはなかった)、追いかけて食べてしまった。マルガメ=植物食傾向の強い雑食というイメージだが、動物を積極的には食べない、という訳でもなさそう。
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人前では頸を引っ込めがちなキバラマルガメも



ミニトマトには珍しく目の色が違う。



この個体は、何だかセマルみたいな食べ方。
我が家のキバラマルガメ6匹の中で最も我の強かったオスだが、個体間の力関係が変わったようで、最近は他の個体に押しのけられている。昨秋にヒーターを入れた頃から、餌を食べるところを1度も見ていない。外傷は見当たらない。何があったのかね。



単独飼育に切り替えたところ、すぐに餌を食べ始めて一安心。ただ、以前は速攻で完食してたのに、今は食べ残したり、目の前に餌があっても無視してしばらく後に食べたりと、やけにムラがある。しばらくこのままで様子見。

マルガメ属は丈夫で飼い易いアジアンタートルの代名詞的なイメージがあるが、そのイメージの中心にいるであろうノコヘリマルガメは、オスの流通が極端に少ない。私が若い頃から現在に至るまで、本当に、びっくりするほど少ない。日本の愛好家が描く飼育下のマルガメのイメージ=ノコヘリマルガメのメスのイメージ、といっても大袈裟ではないと思う。成長したマルガメのメスは恐ろしく頑健だが、オスは意外とデリケートなのかもしれない。知られていないだけで。

我が家のキバラマルガメはどうやらオス5・メス1っぽい(珍しいWCの大量入荷で通常有り得ない雌雄比率になった)が、このようにマルガメのオスを多く抱える状況自体、珍しいと思う。

3年ほど前の本種の大量入荷時には、マルガメ属としては珍しく、結構な数のオスが国内に入ったはず。飼い込んで、上手くペアを形成出来た愛好家もちらほらいると思われる。そろそろ本種の繁殖成功例がクリーパー誌上を賑わすかも?
キバラマルガメ近況。



6匹中、とりあえず3匹を衣装ケースで飼育。スペースの関係や個体同士の相性もあり、これ以外の3匹はハコヨコクビ水槽やビルマヤマガメ水槽で雑居させている。雑居水槽の方には陸地とレフ電球があるが、本種が上陸しているところを見た事がない。基本的に水棲傾向が強いようで、日光浴らしい日光浴を好む種類ではなさそうだ。



一昨年の東レプで買った個体。購入当初より少し成長した。当初はメスだと思ってたが、尾が若干太く目立つようになり、メスに比べ相対的に甲が薄い(最近ようやく違いが判るようになって来た)。どうやらオスのようだ。基本的に協調性はあるが、マルガメにしては性格も乱暴で、他個体の尾を噛んで短くしてしまった。マルガメはおとなしいからと油断していた飼主のミスだ。しかし、繁殖を狙うならこれくらい荒いオスの方が良いかもしれない。



マルガメの仲間は、人が見ている時は頸を引っ込めてあまり動かないし、持ち上げると糞尿を撒き散らす。クサガメのような馴れ方はとてもしそうにない。それでも、見ていない時は案外動き回る様子。



『キバラマルガメ』の由来でもある黄色い腹。Cyclemysの他種とはこれで容易に区別出来るはず。
必要かどうか判らんが、たまには太陽に当ててみる。



これ以外にまだ2匹いる。



メス2匹。奥の個体は昨年の東レプで購入し、この1年間、室内飼育して来た。他の3匹(今年2月購入)に比べて色彩が明るくて綺麗だが、3匹は購入先で、夏の間はまめに太陽光に当てていたそうだ。となると、色彩が明るいのを無闇に好意的に捉えてはいけないかもしれない。



良い色彩。上の色彩が淡いメスと頸元を見比べると、違いが判る。こっちが本来あるべき色彩なのかな。室内で光源なしでも飼える種類だが、時折太陽光に当てておくのも良いかなと。
ヒガシキバラマルガメはバブルの頃に『チェポマルガメ(Cyclemys tcheponensis)』の名で国内でも紹介され、他のマルガメと差別化されて売られていた。しかし、地味で特別人気があったとは言い難いマルガメの仲間。情報も少なく、混同も多かった。私も種毎の違いをしっかり認識していたとは到底言えない。



フィッシュマガジン1989年10月号。これに目を通したのは数年後(『世界のカメ』より後)だが、子供心に『これがチェポ?』と思った。大手商業誌でも誤った情報が沢山あった。



『世界のカメ』より。これは今見ても間違いなくキバラマルガメ。著者が著者だから判ってたんだろう。



フィッシュマガジン1993年3月号、アクアショップミカミの広告。ちっちゃい写真だが、マルガメの良さを感じられる1枚。マルガメってこんなに分厚くなるんだ・・・と驚かされた。近隣に爬虫類専門店がない中学生には、こんな広告すら眼福だった(ネットなんか無かったんだから・・・)。都会ではお金持ってる大人がこういうカメをポンと買えるんだろうなと羨ましく思っていた、当時中学生の私。

そんなこんなで色々積み重ねたものが、大人になってから爆発してしまう訳ですよ。
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プロフィール
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男性
自己紹介:
1978(昭和53)年生まれ。1.7m級の♂。爬虫類や魚が好きです。末端の一愛好家として色々と書いて行きたいです。
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