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我が家のカメ達の話題に、チラ裏を多分に織り交ぜてお送りします
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ニホンイシガメは中学時代からこれまで結構な個体数を所有して来たが、私の雑な管理でろくに生き残らない。唯一生き残ったこいつだけが、やけに長く生きてくれている。同じ環境で飼う他種よりも色々と弱くて、ちょっとした事で甲羅が腐ったり、皮膚が荒れたり。ボロボロの甲羅に、私の飼育歴がそのまま現れている。これだけボロいと仮に売りに出しても値段は付かないと思うが、我が家では唯一無二、プライスレスな存在。



この夏で丸25年。中学生が40になるまで一緒って、凄いよね。
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なかなか春らしさが訪れなかったが、ここ何日かでだいぶ気温が上がりつつある。屋外組も活動し始めた。



冬が明けると、真っ先に寄って来るクサガメ。毎年、元気な様子が見えるとホッとする。




今年に入って、WCクサガメの大型個体が大量に流通している。欲しがるのが人情だと思うし、入手する事は否定しない。手間暇と金をかけて、なるべく長く飼ってあげて欲しい。

巨頭化したクサガメが魅力的なのは理解出来る。私も欲しい。しかし、結局これまで飼った事がない。入手する機会があっても、結局飼わない道を選んでしまう。単に私が臆病なだけかもしれないが。

飼育下で、クサガメの頭を野生個体並に巨大化させるのは、ハッキリ言って無理。口にせずとも、誰もがそう感じているはず。そんな状況で巨頭化に付加価値を見出すのが、私にはどうもしっくり来ない。飼育下では実現出来ないフォルム。それが欲しければ、野生で長年生きた個体を採集するしかない。そんな状況が昔から延々と続いている訳で、そこに好意的な理由を見出す事は、個人的には出来ない。昔から出来ずにいる。クサガメそのものは新たな採集が必要ないほど大量に流通している訳だし。

巨頭化に付加価値を見出しての飼育は、行き詰まり易いと思っている。個体を愛でる事に終始するか。1歩進んで繁殖させたとしても、ベビーを育てて行き着く先は頭の小さなクサガメ。頭の小さなクサガメにも同等の情熱を注げる人ばかりではないと思う(これはニオイガメの仲間にも言える)。



16~17年前に買ったクサガメ。こいつと一緒に採集された大型の巨頭化個体も売られていたが、私は当時10cmかそこらだったこいつを選んだ。野生で長年生きた大型個体など私の腕ではすぐに死なせてしまうと思ったし、野生で育まれたフォルムを愛でる飼育に終始するのも嫌だった。頭は小さくても、長年に渡って丁寧に飼い込まれたクサガメは魅力的だと思う。



昔飼っていたクサガメ。私が今までで一番長く飼ったカメで、24年生きてくれた。頭は小さいし、WCとはまるで違うフォルムだが、私にとってはこれ以上ないくらい大事な存在だった。イシガメと違って飼主に寄って来るし、人を怖がらなくなる。外見よりも、個体そのものに愛着が湧き易いカメだと思う。

個人的な意見。飼育下で実現不可能なフォルムに付加価値を見出すよりも、飼育下で進化・発展させ易い形質(主に色彩変異や遺伝的な形質)に付加価値を見出す方が、趣味として健全だと思う。カリキンやコーンスネークでWCを有難がる事はそうない訳で(あるとしても新しい血の導入等で、野生個体のフォルムを有難がる人は少数派だろう)、そこら辺はカメとヘビとで愛玩の成熟度にとてつもない壁を感じる。クサガメもカメとしてはアカミミガメに次いで品種改良が進んでる種なんだし、そっち方面を成熟させて行く姿勢こそが、愛好家に求められるものだと思う。

最近、巨頭クサガメを入手された方が多数おられるはず。まずは個体そのものを大事にするのが第一だが、その後の事も熟考された上で飼育に臨んで貰えたらと思う。末端の一愛好家の願い。
屋外組はボス的存在だったアカミミガメ♀がいなくなった影響か、他のカメ達が個性を発揮するようになって来た感じ。アカミミにパワーで押しのけられていた奴らが、以前よりも飼主の近くまで寄って来るようになった。



昨日、ニホンイシガメが飼主のピンセットからアサリを食べた。この環境に移して11年経つが、初めて。何時もはクサガメとアカミミガメの専売特許で、隅でひっそりしているイシガメにはたまの生餌が行き渡らず困っていたのだが、この調子で馴れてくれれば。

 

飼主の見ている前でこんなに近付いて来る事も、以前はなかった。そもそもこんな雑多飼育でなければ、もう少しスキンシップも図り易いのだろうが。裏を返せば、こんな環境に順応しているこいつはイシガメにしては(精神的にも肉体的にも)強靭な個体だと思う。



この夏で丸23年。そりゃ中学生もアラフォーになるよね・・・。もう行けるところまで行っちゃって下さいよ。
この夏で丸22年となった、現在我が家の最長寿個体。あと3年生きれば、過去に24年飼ったクサガメを抜いて我が家史上最長になる。



私が幼い頃、伯父さんが庭で大きなイシガメを飼っていた(記憶を美化しなければ、恐らく甲長18~19cmくらい?)。庭の水道近くを金網で囲い(下はコンクリート張り)、その中に放し飼い。水は張っていなかったが、ちょくちょく水道から散水していたようで、これでそこそこ長生きしたのは、イシガメならではだと思う。餌は鮮魚店でドジョウを買って与えていたという。叔父さんはマニアとは違うが、庭に造った池で金魚やタイリクバラタナゴを殖やすなど、多才な人だった。

現在は親戚のお兄さんが庭で飼っている。この夏産卵したそうで、『ここの家のはオス?オスならうちのメスと掛け合わせられないかな?』と訊かれた。彼もマニアとは違うが、生物の飼育に理解があり、我が家を訪れた時は何時も私の飼育部屋を覗いて行くような人。

やはりニホンイシガメは日本人にとって特別な存在なのかな~と感じさせられる。非マニア層にも訴え掛けるものがあると感じる事が、私の周辺だけでもちょくちょくある。
昨年辺りから市場で流通するゼニガメ(クサガメ幼体)に白い個体が目立つようになっているが、今年に入ってから一層顕著になっているように感じる。5~6年前なら特選個体として売られたであろうグレードでも、特に選り分けられてはいない。もはやいちいち買ってたらキリがないくらいにありふれつつある。



陸地の真ん中の白クサガメ、記憶が曖昧だが6~7年前にン万円で購入。当時としては結構なクォリティだった。今なら同じ値段でスーパーパステルやアルビノでも買えちゃうな。

屋外飼育していると多少黒ずむが、それでもノーマルクサガメよりはだいぶ淡い。肌の色彩も淡いので、頬の模様と相まって、老成個体のような味のある顔になる。陸地の他の2匹(埼玉産WC)と比べると違いが判るでしょう。
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プロフィール
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チョビ
性別:
男性
自己紹介:
1978(昭和53)年生まれ。1.7m級の♂。爬虫類や魚が好きです。末端の一愛好家として色々と書いて行きたいです。
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