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我が家のカメ達の話題に、チラ裏を多分に織り交ぜてお送りします
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今年に入って、WCクサガメの大型個体が大量に流通している。欲しがるのが人情だと思うし、入手する事は否定しない。手間暇と金をかけて、なるべく長く飼ってあげて欲しい。

巨頭化したクサガメが魅力的なのは理解出来る。私も欲しい。しかし、結局これまで飼った事がない。入手する機会があっても、結局飼わない道を選んでしまう。単に私が臆病なだけかもしれないが。

飼育下で、クサガメの頭を野生個体並に巨大化させるのは、ハッキリ言って無理。口にせずとも、誰もがそう感じているはず。そんな状況で巨頭化に付加価値を見出すのが、私にはどうもしっくり来ない。飼育下では実現出来ないフォルム。それが欲しければ、野生で長年生きた個体を採集するしかない。そんな状況が昔から延々と続いている訳で、そこに好意的な理由を見出す事は、個人的には出来ない。昔から出来ずにいる。クサガメそのものは新たな採集が必要ないほど大量に流通している訳だし。

巨頭化に付加価値を見出しての飼育は、行き詰まり易いと思っている。個体を愛でる事に終始するか。1歩進んで繁殖させたとしても、ベビーを育てて行き着く先は頭の小さなクサガメ。頭の小さなクサガメにも同等の情熱を注げる人ばかりではないと思う(これはニオイガメの仲間にも言える)。



16~17年前に買ったクサガメ。こいつと一緒に採集された大型の巨頭化個体も売られていたが、私は当時10cmかそこらだったこいつを選んだ。野生で長年生きた大型個体など私の腕ではすぐに死なせてしまうと思ったし、野生で育まれたフォルムを愛でる飼育に終始するのも嫌だった。頭は小さくても、長年に渡って丁寧に飼い込まれたクサガメは魅力的だと思う。



昔飼っていたクサガメ。私が今までで一番長く飼ったカメで、24年生きてくれた。頭は小さいし、WCとはまるで違うフォルムだが、私にとってはこれ以上ないくらい大事な存在だった。イシガメと違って飼主に寄って来るし、人を怖がらなくなる。外見よりも、個体そのものに愛着が湧き易いカメだと思う。

個人的な意見。飼育下で実現不可能なフォルムに付加価値を見出すよりも、飼育下で進化・発展させ易い形質(主に色彩変異や遺伝的な形質)に付加価値を見出す方が、趣味として健全だと思う。カリキンやコーンスネークでWCを有難がる事はそうない訳で(あるとしても新しい血の導入等で、野生個体のフォルムを有難がる人は少数派だろう)、そこら辺はカメとヘビとで愛玩の成熟度にとてつもない壁を感じる。クサガメもカメとしてはアカミミガメに次いで品種改良が進んでる種なんだし、そっち方面を成熟させて行く姿勢こそが、愛好家に求められるものだと思う。

最近、巨頭クサガメを入手された方が多数おられるはず。まずは個体そのものを大事にするのが第一だが、その後の事も熟考された上で飼育に臨んで貰えたらと思う。末端の一愛好家の願い。
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1978(昭和53)年生まれ。1.7m級の♂。爬虫類や魚が好きです。末端の一愛好家として色々と書いて行きたいです。
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