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我が家のカメ達の話題に、チラ裏を多分に織り交ぜてお送りします
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某アクアショップに行ったら、数ヶ月前に大量入荷していたモンキヨコクビのベビーがかなり減っていた。最初の頃は30匹以上いたのが10匹以下に。20匹以上売れた訳だ。

御存知の通り、モンキはかなりの大型種。数年間はともかくとして、最終的には90cm水槽でも手狭になる(加えて冬場の加温も必要)。90cmより大きな水容器を自宅に設置する人間は、魚や爬虫類に興味無い人達からすれば狂気の沙汰に映ると思う。そんなある意味狂った人間が、あのショップの近辺だけで20人もいるか?日本中探せばかろうじているかもしれないが、この数ヶ月の内にその20人が日本中から1軒のショップに集結したとは、到底思えない。

1970年代には既に大量に流通していた本種。当時からどれだけの数が消費されて来たのか、改めて考えると何も言いたくなくなる。一時、輸入がなくて値上がりした時期があったが、ずっとあんな感じで行って欲しかった。仮に流通が少なくても、僅かに育った個体が1度でも繁殖したら途端に供給過多になるほど多産なのだから、本来なら相当シビアに流通をコントロールして然るべきなのだが・・・。

ケヅメ等もそうだが、大型で多産、かつ日本の冬を越せないカメは、不幸になり易い存在。ろくに育て切れない、飼い切れない飼主があまりにも多いが故に、不幸な例がさほど表面化しない。飼主が手を抜けば冬に死ぬので、下手に生き残る確率も少ない。本来なら供給過多なくらいなのに、何故か需要が途切れない。皮肉としか言い様がない。

正直、今更過ぎる話。自分もどちらかといえば麻痺してる側の人間だし。でも、改めて現実を目にするとやはり堪える。毎度同じ事しか言えないが、大型種を買う人は覚悟を持って臨んで欲しい。狂う覚悟を。
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初コメです
初コメ失礼いたします。
僕も1カ月前、草加のアクアショップで見たときはたくさん入荷しており、見入ってしまいました。確かに冬場の加温のことを考えると日本では、難しいですね。同じく昨日見に行くと、少なくっていて少しびっくりしました。でもモンキに限らず、亀は消費され続けていると思うので改めて大切に飼育していきたいですね。
八重次郎  URL 2017/03/27(Mon)14:29:08 編集
無題
>八重次郎さん
初めまして。私が見たのも国内全体の流通量からするとほんの一部で、他にも同じような状況がたくさんあるんですよね。月並ですが、飼育者がそれぞれの飼育個体を大事にして行くしかないと、つくづく感じます。
チョビ 2017/03/29(Wed)04:55:08 編集
無題
こういう真面目な話好きです。
テレケイはでかくするのが難しいんですよね。
9年飼育してるのに中々30cm後半にいかない。エキスパンサは4年で40cm超えるのに。ブルコンテナ400 でかろうじて単独飼育できますよね。ナガクビやヘビクビに比べてヨコクビは飼育が簡単なの多いからオススメしたいですが...伊豆アンディランドのオオヨコ見てるとうちは狭いなぁと痛感します。
ブルコンテナ800投入かなぁ白目
イリス URL 2017/03/29(Wed)16:26:48 編集
無題
>イリスさん
ポドクネミスは大型になる反面、最大サイズからすると”小さくまとまる”仲間でもありますよね。ただ、そんな盆栽飼育的なサイズに達する事すらないケースが多いのは残念です。ある意味、イリスさんくらい飼えればもう充分だろ、とも思います。
チョビ 2017/03/31(Fri)08:01:40 編集
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チョビ
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自己紹介:
1978(昭和53)年生まれ。1.7m級の♂。爬虫類や魚が好きです。末端の一愛好家として色々と書いて行きたいです。
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