我が家のカメ達の話題に、チラ裏を多分に織り交ぜてお送りします
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とても綺麗なこの2匹のトウブが、GC血統の両親。トウブらしい甲羅に、肌の色味も濃くて、素晴らしい。アメハコの場合、派手な個体同士の組み合わせでも期待するようなベビーが生まれて来るとは限らないのだが、この組み合わせの結果は周知の通り。GOLDCASTLE氏、今後も頑張って下さい。
このペア、実はもっと昔に、公に登場した事があった。
ちょっと懐かしい、ビバリウムガイド9号。何時頃だっけ?と思い、裏を見たら・・・2000年!うわ・・・見なきゃ良かった・・・。そりゃピチピチの大学生も三十路に突入するわ。
ビバガ初のアメリカハコガメ特集。カラー写真で大きく紹介されてる上の2個体。そう、これがGC血統の両親(なお、当時の所有者は別の方だったそう)。ここ2~3年でカメに興味持った人には信じられないと思うけど、この頃のトウブを取り巻く状況って凄かったんだよ。それこそ『腐ってもトウブ』で、この2ページに載ってるような個体達なんて、店側がまず売らなかった。CBベビーでさえ価格は6桁に近かった。学生が買うなんて無理。当時、この2ページをどれだけ眺めた事か。
1995年のサイテスⅡ類昇格以来、アメハコの価格は暴騰したけど、それ以前の状況も何となく覚えてる。バブル崩壊後とはいえ、今にして思えばまだまだ余裕のあった日本。バブルの頃の名残か、歪んだ希少価値が幅を利かせてて、生体への扱いも値段にかなり比例してた(今もあまり変わらないか)。現在ほど動物愛護の精神も浸透してなかった。アメハコ類の価格はせいぜい数千円(フロリダハコや極美トウブのみがかろうじて5桁)で、そういう安いカメに対する店の扱いは酷かった。ミツユビは完全にビギナー向け。WCが安く大量に入るので、敢えてCBが売られる事もない。ベビーを育てるコツが語られる事もなかった。観賞魚雑誌(まだクリーパーもビバガもなかった)の誌面で、良心的な愛好家が『良いカメだよ』とフォローする事はあっても、現実にはアメハコにとって不遇の時代が長く続いてた。
95年に属レベルでサイテス入り。これで状況が一変。自分もすぐには実感が沸かなかったが、数ヶ月もする頃には違和感を感じ始めた。爬虫類専門店の広告に、ミツユビがデカデカと掲載され始める。鼻で笑われる存在だったミツユビが、一転して店の看板になっちゃった。価格は一気に6桁。うちの隣の市にある店で、ずっと数千円で売れ残ってたガルフの値札が、ある日突然6桁に書き換えられてた。トウブとニシキハコはもう非売品。フロリダは店頭にすら並ばず、闇から闇へと消えるような存在に。当時高校生のチョビ少年、唖然呆然。昨年までは何だったの?こんな笑えない冗談があっていいの?しばらくは現実が受け入れられなかったなぁ。
90年代後半は、一般にはミツユビしか出回らない時期が続いた。アクアライフやフィッシュマガジンの広告で、ミツユビのアダルトがやたら持てはやされた頃。後はたまにガルフが出るだけで、他の種類は持ち主がまず手放さない。やがて、大事にされ始めたWCに結果が出始める。この頃から、ベビーの育成にコツが要る事がようやく認知され始めた。WCが輸入されなくなり、必要に迫られて、やっと正当な扱いを受けられるようになった訳だ。話をアメハコだけに絞ってもこれなんだから、カメ全体、爬虫類全体で見たら、もう想像を絶する。最近この趣味に入って来た人には理解し難いかもしれないけど、本当に動物が”モノ”扱いだったのよ。特に価格が安い種類は・・・。
トウブはミツユビほどコンスタントに殖えなかったようで、2000年代に入ってもしばらく高嶺の花。ベビーは多少出回り始めたけど、結果の出たアダルトは相変わらず出されない。2000年当時に、上の写真のようなトウブを所有するのがどれだけ狂った世界か、今のネットオークションの価格だけ見たら想像出来ないだろうなぁ。そもそも、この趣味自体が狂ってるのかもしれないけど。当時頑張った人達からすると、最近のトウブの価格下落はさぞかし辛いだろうと思う。自分の場合は、価格が下がって来たからこそ手を出したクチなので、彼らとは相容れないかもしれない。ただ、トウブハコガメは何処まで行ってもトウブハコガメなので、あまり世間に振り回されないようにしたいよね。
この2匹に関わって来た人達、例えば撮影者や、このペアを欲しくても買えなかった人達。そういう人達も、このペアが仔を残して、更に次世代へと受け継いで行けたら、色々と報われるんじゃないかと思う。このペアから採れたベビー達を自分なりに大事に飼って行くので、温かく見守ってやって欲しい。すぐ熱さが喉元過ぎるタチなんで、自分にプレッシャーかけとこう。今日はやたら長い上に支離滅裂でごめんなさい。
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ネットオークションを結構まめにチェックしてるけど、カメは本当に売れなくなったな~と思う。只でさえ近年そんな兆候があったところに、昨年末からの不況が追い打ち。一昔前なら愛好家が飛び付きそうな個体が、嘘みたいに売れ残り続けてる。そもそもがマイナーな趣味であって、国内での裾野の拡大もそろそろ限界だろうか?少子化も進むし。売れ筋の種はまだしも、マイナー種は今後ますます売れなくなると思う。世界中の爬虫類が揃う時代に慣れ過ぎた世代にとっては、どんどん寂しい時代になって行きそうだ。考えようによっては、健全化の第一歩とも思うけど。
価格の下落も凄い。昔買った人達が泣きたくなるような暴落が多過ぎる。ネットの発達で、売り手の吹っかけが通用しなくなったのはいいんだけど、だからって過剰な安売り合戦はしなくていいと思うんだ。そりゃ安いのは有難いけど、それだけじゃ熱は冷める。長年に渡って品薄だったトウブハコガメも今年はダブつき気味のようだが、だからって1円スタートにでもなったら、ン万円出して買った者としては興醒めだ。価格が6桁の頃に買った人からすれば、俺の購入価格でさえ興醒めなのかもしれないけど・・・。ブランドの維持は難しい。
別にネットオークションが嫌いな訳じゃない。俺も利用するし。ただ、昔より安くてもなかなか売れない状況には、言い様のない不安を感じる。皆、揃いも揃って熱が冷めちゃったのか?と。まあ、結局残る人は残るだろうとは思う。色々な意味で、今は過渡期だと思いたい。
価格の下落も凄い。昔買った人達が泣きたくなるような暴落が多過ぎる。ネットの発達で、売り手の吹っかけが通用しなくなったのはいいんだけど、だからって過剰な安売り合戦はしなくていいと思うんだ。そりゃ安いのは有難いけど、それだけじゃ熱は冷める。長年に渡って品薄だったトウブハコガメも今年はダブつき気味のようだが、だからって1円スタートにでもなったら、ン万円出して買った者としては興醒めだ。価格が6桁の頃に買った人からすれば、俺の購入価格でさえ興醒めなのかもしれないけど・・・。ブランドの維持は難しい。
別にネットオークションが嫌いな訳じゃない。俺も利用するし。ただ、昔より安くてもなかなか売れない状況には、言い様のない不安を感じる。皆、揃いも揃って熱が冷めちゃったのか?と。まあ、結局残る人は残るだろうとは思う。色々な意味で、今は過渡期だと思いたい。
さて、何から書けばいいんかな。とりあえず、皆様こんにちは。ここでは『チョビ』というHNでヨロシクお願いします。
7歳の時に親戚のおじさんから貰ったクサガメをきっかけに人生が狂い始めて、以来ずっと何かしらカメを飼い続けてる。無邪気だったチョビ少年も、気が付けば三十路に突入。歳月の残酷さに挫けそうになるが、ネガってもしょうがないので、前向きにやって行こうと思う。
最近、色々と考える。正直言って、自分には飼育センスがない。致命的とも言えるほど、ない。これは自分の偽らざる正直な思い。カメを飼い始めて結構な期間になるが、年数ばかり無駄に重ねて、俺って実は何も身に付いてないんじゃないか?と自己嫌悪に陥る事もしばしば・・・。一方で、せっかく長い事やってる趣味なんだし、自分なりに思うところを綴る場が欲しい気持ちも少なからずあった。自分のサイトを持とうかと考えるも、結局何の行動も起こせないまま早数年。その間にネットも発達し、ブログという大変便利なものが出来て、PC音痴の自分もようやく重い腰を上げる事が出来た。
我が家のカメや魚の話を中心に、あまり肩肘張らず、細く長くやって行くつもり。ていうか、今ふと思ったけど、何もこんな時期に始めなくても良かったね。うちのカメの大半はもう冬眠してるじゃないか・・・。
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プロフィール
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チョビ
性別:
男性
自己紹介:
1978(昭和53)年生まれ。1.7m級の♂。爬虫類や魚が好きです。末端の一愛好家として色々と書いて行きたいです。
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