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我が家のカメ達の話題に、チラ裏を多分に織り交ぜてお送りします
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ここ最近、日によって寒暖の差が激し過ぎる。例年この時期はそういう傾向にあるが、今年はかなりきついと思う。餌を与えた翌日に急激に寒くなったり、堪ったもんじゃない。飼主も、4月下旬にダウンジャケットを着たのはちょっと記憶にない。

これまで特に問題なく飼っていた金魚(シルクや桜の和金、60×45cm水槽に10数尾)が調子を崩し、鰭が溶けたり体表が充血し始めたので、初めてヒーターを使っている。水を少し換え、とりあえず18℃にしたら、みるみる元気になった。ひっくり返ってもう駄目かと思ってた個体も、嘘みたいに立ち直った。ちょっと水換えをサボり気味だったのもあると思うが、少量給餌した日の晩に急激に冷え込んだ事が何度かあったので、そこら辺も影響したように思う。飼い始めて約3年、冬も無加温で3度越したのに、まさかここに来てヒーターに頼る羽目になるとは・・・。

カメは、昨年買ったキボシイシガメ♀が夜中も上陸しっ放しの事が多いので、毎晩チェックするのが日課。あと、クソ寒い朝にリオグランデアカミミ♂が上陸したまま寝てて、こりゃ駄目だわと、すぐ室内水槽に入れた(数日後には餌を食べた)。こいつは3年連続で冬眠明けに室内に取り込んでる。オスは軒並み弱いが、毎年これじゃなぁ。

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今日もやって来ました、誰得なチョビのチラ裏TIME。最近、ショップ店頭で気になった生体を幾つか。

・アメリカドクトカゲ
有名だが、個人的に初めて実物を見た。30cmあるかないかの若い個体。鱗の質感、色彩、独特な歩き方(コモドオオトカゲがゆっくりと闊歩するような感じ。ダッシュすればまた違うとは思うが)。カナヘビやスキンクの仲間から想像するトカゲ像とは相当かけ離れている。様々な面から気軽に飼えない種類だが、正直かなりイイと思った。

・ギザミネヘビクビ
最近気になる存在。通年無加温で飼えそうなのがポイント高い。このカメで気になるのは、やはり日本の水との相性。何店かで見たが、国内に入荷して数ヶ月以内にもかかわらず、早くも甲羅に潰瘍が出来始めている個体がちらほら。頻繁な水換えはこのカメには合わないだろうなぁ。うちのアルゼンチンクジャクガメみたいな飼い方で行けるかしら?

・ブラックラットスネーク(リューシ)
一般に売られてるヘビはベビーばかりで、成体を見る機会は少ない。これは、その種の魅力を評価し辛いという事でもある。どんな風に育つか、実際に成体を見ないとイメージも沸きにくい。

先日、久しぶりに訪れた店(爬虫類専門店ではなく、普段はあまり行かない)で見た、とぐろの直径が30cmはありそうなリューシスティックのブラックラット。あんなにもスゴイとは思わなかった。名前は有名だし、”おとなしい純白のヘビ”というブランド力がある事も知ってはいたが、ネットと本で仕入れたそういった予備知識がすっ飛ぶくらいの存在感、美しさ。ベビーからは想像付かない太い体、大きな鱗、大きな頭。しかも、これでまだフルアダルトではない。目が濁っていたが、脱皮前であれなら、脱皮後はどんだけなんだろう。

文字通りの眼福だった。いやぁ、飼いたくなっちゃうなぁ・・・。

・アントンジルネコツメヤモリ
何か個人的にツボに入った。検索してみたが、何とゲッコーフードにも餌付くらしい。コオロギのキープが下手な自分でも行けるか?(ただ、フード100%では不味いんだろうとは思う)
フィッシュマガジンを10数年ぶりに新刊で買ってしまった。巻頭特集のポリプテルスの写真が結構充実していて、思わず食指が。立派なオルナティの写真は感動モノ。リチャード・ゴリス氏のインタビューは必読でしょう。

本当に久しぶりに新刊のFM買ったなぁ。数年来、立ち読みで十分と思ってたが、最近は誌面全体が割と充実しているように思える。編集部の努力が感じられる。
発売されたばかりの『放浪息子』14巻を購入。今、一番お気に入りの漫画。



個人的な話だが、割と長い間(約20年間)、漫画に興味がなかった。昔は違った。私が子供の頃はいわゆる”ジャンプ黄金世代”で、周囲の誰かしらが購読していて、借りて熱心に読んでいたし、我が家の本棚にも色んな漫画があった。姉の読むレディースコミックに触れる機会もあったし、幅広いジャンルに触れていた。小学生の頃は、テレビアニメを見ない日はほぼなかった。漫画やアニメが人一倍好きな子供と言って差し支えなかったと思う。

中学に入った頃から、そういったものへの興味を失い始めた。丁度、カメや魚の飼育に熱を上げ始めた時期と重なる。それと引き換えかどうかは自分でも解らないが、二次元への興味が物凄い勢いで薄れて行った。二次元から一旦離れてみると、それまでの自分が急に恥ずかしく思えるようになった。人一倍好きだったはずが、人一倍苦手になってしまった。

以来、漫画を殆ど読まなくなった。そこから30代に突入するまでのおよそ20年間で、自前で買った漫画作品は数タイトルしかない。それらのいずれも、暇な時間を埋める為に何となく買ったようにしか思えなかった(実際、殆ど読み返していない)。時は流れて、オタク文化が持て囃される時代になっても、自分の心は蚊帳の外だった。巷に溢れ返る漫画やアニメに、心底面白いと思える作品を1つも見つけられない。ジブリ作品やエヴァにもまるで興味が沸かない。己の感性の貧しさにコンプレックスさえ感じていた。

氷が溶け始めたのは一昨年辺り。何の気なしに手に取った『げんしけん』だった。最初はパラパラとめくって軽く目を通すだけだったのに、気付けば何十回と読み返すようになっていた。生まれて初めて、漫画を心底面白いと思った。一時の自分なら毛嫌いしそうな題材だが、変なツボにハマッてしまったようだ。題材は物事の本質に関係ないのだと気付かされた。

一旦氷にヒビが入ったら、一気に世界が広がった。限度はあるが、受け容れられる面積は大幅に増えた。一時は毛嫌いしていた二次元の世界にも、だいぶ寛容になったと思う。好みの幅は狭いが、狭いなりにお気に入りの作品を幾つか見つける事が出来た。毎週、毎月、幾つかの連載作品を立ち読みで追いかける程度にはなった。10~20代まで、心の隙間を埋めるモノを探して、半ば無理やり本屋に足を運んでいた頃とはえらい違いだ。30過ぎて、こんな自分が現れるとは想像だにしなかった。34年間生きて来て、今が一番熱心に漫画を読んでいる。

『放浪息子』を知ったのは昨秋。連載開始から10年経つそうだが、こんな見事な作品を10年間も知らないまま生きてしまえるほど、世の中には情報やモノが溢れ返っている。死ぬ前にこの作品を知る事が出来て本当に良かった。万人受けしにくい題材だが、震えるほど面白い。私の貧相な語彙でこの名作をどう形容したら良いか判らないが、とりあえずこの作品の完結を見届けるまでは死にたくないと思っている。
時期的にブログに書くネタも少ないので、ちょっと昔話。本棚から昔の観賞魚雑誌を引っ張り出して、カメマニア的に面白そうな写真を抜粋してみた。日本経済のバブル期、及びその余波がまだ残っていた、様々な生体の輸入が活発だった時期の新着記事が主。



フィッシュマガジン1993年4月号。当時は情報の少なさ故、種名の誤字脱字が多かった。オオアタマガメの黒化個体は、私は後にも先にもこの1匹しか知らない。流石にもう生き残ってないだろうな・・・。



左・・・フィッシュマガジン1989年10月号
右・・・フィッシュマガジン1989年12月号
丁度、発見されて間もないアジア産のカメが色々紹介された時期。マコードハコガメは、何故か一部で『マッコードリーハコガメ』と表記されていた。アンナンガメは『アンナンミズガメ』と表記される事もあった。しかし、情報が少なかったとはいえ、アンナンガメへのコメントは酷い。珍しさ以外に何もないかのような。

この頃の紹介の仕方が悪かった所為か、以降10数年に渡って、一部でアンナンガメを名指しで批判する傾向が見られたように思う。アンナンガメが悪いというよりは、『何の変哲もないカメだけど、こんなに高い!こんなに珍しい!』という面がやたらクローズアップされる歪んだ風潮に対する批判だったと思われるが、それにしてもアンナンガメだけが妙に槍玉に挙げられていた印象がある。そういった変な空気はここ数年で薄れたように思えるが、当時を知る人には『アンナンガメを有難がる=バブルの象徴』みたいなイメージが未だ残っているのでは。



当時、現在で言うヒガシキバラマルガメやニシキバラマルガメがポツリポツリと輸入され、『チェポマルガメ』として珍重されていた。色彩の美しさもあって、ノコヘリマルガメとの差別化が激しかった。ただ、情報が少なくて混乱を招き、この写真のようにちょっと頸に模様が入る程度の個体まで混同される事も。珍しいという触れ込みを盲目的に信じて、この個体に高い金を払った人もいると思われる。



フィッシュマガジン1994年1月号。珍しいだけでなく、採集個体である点もポイント。こんな個体はもう輸入されないと思う。でも国内の河川で見つかるかもしれないな。
某ショップで見かけた、フルアダルトの立派なアシポチヤマガメ(甲羅の質感から見てWC)。水量の多い、濾過の効いたアクアリウムでキープされていた。何となく眺めてたら、水中を漂う1匹の微生物(ミズミミズ?)を、つまみ食いするようにパクッと食べた。カメの体の大きさからすれば糸くず同然の獲物にもかかわらず、貪欲に捕食する姿に驚かされた。自然下ではああいう捕食をちょくちょく行なっているんだとしたら、人工飼育下のカメなど、却って餌不足もいいところだったりするんかな?必要な栄養素をちまちま採るか、採れる時にまとめて採るか、の違いでしかないのかもしれないが。

固定観念に囚われず、家のカメ達にも色々な餌をあげてみようと、改めて思いました。
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プロフィール
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チョビ
性別:
男性
自己紹介:
1978(昭和53)年生まれ。1.7m級の♂。爬虫類や魚が好きです。末端の一愛好家として色々と書いて行きたいです。
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