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我が家のカメ達の話題に、チラ裏を多分に織り交ぜてお送りします
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年が明けてから全然更新してなくて申し訳ない。ただ、この時期はネタも殆どないのよね。今日は、店頭で見つけた懐かしい本の話でも。

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世界のカメ(1991年)。自分の人生で、幾度も繰り返し読んだ本ベスト3に入ると思う。発刊当時、チョビはまだ中学生。その頃飼ってたのはクサガメとアカミミガメ。ニホンイシガメやミナミイシガメすら、動物園や水族館以外では見た事がないくらいだった(採集するという選択肢は自分にはなかった)。そんな中、同級生にカメ好きな子がいて、彼からアクアライフやフィッシュマガジンを教えて貰った。誌面の広告を見て、それまで図鑑でしか見る事のなかった外国産の色々なカメが、商業ルートで出回っている事を初めて知った。

中2の夏休み、彼と一緒に都内の爬虫類ショップへ出掛けた。必死に電車代を捻出して、出掛けた先は・・・店名を忘れてしまった(確かもう閉店してる)。1軒か2軒回った後、大本命のアクアポイントへ。小学生の頃、『なるほど!ザ・ワールド』で見て憧れていたアクアポイントを初めて訪れて大興奮した。その日、店頭に丁度あったのがこの本だった。電車代だけでいっぱいいっぱいだったけど、2人で金を出し合って1冊購入。その後は2人で交代で読んだ。

中学卒業時、どっちがこの本を持つか相談した結果、お互い好きなページだけ切り取って分ける事になった。という訳で、この本の完全体を長らく持っていなかった。何時でも手に入るだろうと軽く考えてたら、何時の間にか見かけなくなり、悪戯に歳月が流れてしまった。ここ何年かちょっと焦り気味だったけど、ようやく何処ぞのデッドストックが出回り、晴れて入手。ちなみにこれは第6刷で、初版と内容や広告が多少違ってる。

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懐かしいねぇ。この本に受けた影響は、そりゃ凄かった。当時、商業ルートの存在すらろくに知らず、ニホンイシガメを入手するにはどうしたらいいか散々悩んでた純情少年が、いきなりこの本を目にした訳で。そりゃ狂うさ。

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今となっては時代を感じる情報もちらほら。左の個体は一体何だったんだろう。ミナミイシガメの変異個体?ちなみにこの個体、カメランドヒグチに実物がいたのを見た記憶がある。同級生の子がこの個体を絶賛してた。右はミスジハコガメをベースにしたハイブリだろうか。時代背景も考えると、相当な値段で買った人がいるんだろうなぁ。

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初めて見るカメだらけだったけど、中でもこれらは衝撃的だった。世界にはどれだけ色んなカメがいるのかと思った。無知に勝る新鮮味はない。

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ここら辺も衝撃的だった。ゾウガメが商業ルートに乗ってるという事自体、信じられなかった。その後、値段を知って更に驚かされたけど。

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広告も懐かしい。レプトミンのパッケージも今と違う(これより更に昔になると、日本語表記ですらない)。乾燥ヨコエビとか、サプリメントの存在も衝撃的だった(それまでコロナしか知らなかったもんな・・・)。アイクリアはかなり実用性あったけど、バイ○シェルは買って損したw 実際にレプトミンを使ってみて、嗜好性の高さにも驚かされたなぁ。市販のカメの餌って、当のカメが好んで食べるものじゃないとそれまでは思ってたので。ショップの広告は、現在殆どの店が存在していないのが悲しい。右の広告は、当時としても相当なラインナップだと思うが、今でもトップクラスで通用しそうな感じ。20年経っても、商業的な事情は今も昔も大差ないようだ。リアルタイムで当時を知る人達が、今の業界を支えているという背景もあるのだろう。

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この広告や、業界全体のプッシュに感化されて、自分もトゥルーライトを買った。冬季の加温飼育に大変お世話になった。ヒーターやサーモの存在も知り、冬でもカメを飼えるようになったのは、自分にとって一大転機だった(道を踏み外し始めた、とも言う)。それまでは秋の縁日でミドリガメを持ち帰っても、ろくに食べずに死ぬだけだったのが、こういった飼育器具のお陰で育てられるようになった。

この広告下のカメが何なのか、長らく判らなかった。右のカメの腹甲も気になってしょうがなかった。誌面の隅々まで気にしてた、あの頃の新鮮な気持ちを取り戻したい・・・。

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1978(昭和53)年生まれ。1.7m級の♂。爬虫類や魚が好きです。末端の一愛好家として色々と書いて行きたいです。
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