我が家のカメ達の話題に、チラ裏を多分に織り交ぜてお送りします
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改めて振り返るとこれまで紹介してなかった、ノコヘリハコヨコクビ。写真で成長を追ってみましょう。


2007年の静岡レップショーで購入。何せ大型になる種、ちょっと無謀だとは思ったが、お祭り気分で自分の良心を押し殺した。当時はクリアカップに収まる可愛いサイズ。

パワーフィーディングしたつもりはなかったが(飼主の都合でむしろ絞った)、それでも1年間でこれだけ成長。頭部の網目模様はまだ鮮明。



近影。衣装ケースに詰め込んでる頃はオスにもかかわらずクロヤマガメに乗っかられて大変そうだったが、昨秋120cm水槽に移してから本領発揮。だいぶ立派になって来た。餌は配合飼料主体に、たまに肉や甲殻類。一時、飼主の手抜きで配合飼料に頼りっ放しだったせいか、或いはCBだからか、甲の厚みはWCには及ばない。

網目模様は結構長く残っていたが、最近になってかなり黒ずんで来た。室内飼育で紫外線には当てていないが、それでも関係ないのかな。



こちらはWCのメス個体。数年前に雑誌で”ハイポ”として紹介されたタイプ。苔で判り辛いが、背甲は赤茶色。頭部の色彩は明るく、虹彩は淡い緑色で、通常見られる個体とはだいぶ印象が異なる。腹甲はこれといった特徴なし。上の個体に比べるとやや臆病だが、これは単に性差と思われる。

2008年2月撮影。2007年11月に、某店に下取りで入ったのを運良くゲット。その時の店主の話で、既に2年間の飼い込みだと言ってた。前所有者が奥さんとの兼ね合いで放出したらしいが、本音はきっと手放したくなかったはず。実際、あれから殆ど輸入されてる形跡ないしなぁ・・・。前所有者もここを見てくれていると良いが。
現在、このタイプを所有している人は数える程しかいないと思われる。気軽に黒いオスとかけちゃ不味い気もするが、現状では同タイプでペアを揃えるのは難しそうだ。
2007年の静岡レップショーで購入。何せ大型になる種、ちょっと無謀だとは思ったが、お祭り気分で自分の良心を押し殺した。当時はクリアカップに収まる可愛いサイズ。
パワーフィーディングしたつもりはなかったが(飼主の都合でむしろ絞った)、それでも1年間でこれだけ成長。頭部の網目模様はまだ鮮明。
近影。衣装ケースに詰め込んでる頃はオスにもかかわらずクロヤマガメに乗っかられて大変そうだったが、昨秋120cm水槽に移してから本領発揮。だいぶ立派になって来た。餌は配合飼料主体に、たまに肉や甲殻類。一時、飼主の手抜きで配合飼料に頼りっ放しだったせいか、或いはCBだからか、甲の厚みはWCには及ばない。
網目模様は結構長く残っていたが、最近になってかなり黒ずんで来た。室内飼育で紫外線には当てていないが、それでも関係ないのかな。
こちらはWCのメス個体。数年前に雑誌で”ハイポ”として紹介されたタイプ。苔で判り辛いが、背甲は赤茶色。頭部の色彩は明るく、虹彩は淡い緑色で、通常見られる個体とはだいぶ印象が異なる。腹甲はこれといった特徴なし。上の個体に比べるとやや臆病だが、これは単に性差と思われる。
2008年2月撮影。2007年11月に、某店に下取りで入ったのを運良くゲット。その時の店主の話で、既に2年間の飼い込みだと言ってた。前所有者が奥さんとの兼ね合いで放出したらしいが、本音はきっと手放したくなかったはず。実際、あれから殆ど輸入されてる形跡ないしなぁ・・・。前所有者もここを見てくれていると良いが。
現在、このタイプを所有している人は数える程しかいないと思われる。気軽に黒いオスとかけちゃ不味い気もするが、現状では同タイプでペアを揃えるのは難しそうだ。
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ミスジベビー達は順調過ぎるほど順調に餌付き、これまで与えたものは全て口にしている。移動のストレスがないと、こんなにもあっさり餌付くのかという感じ。
これまで与えたのはミシロの彩金魚(沈下性)、カメプロス、冷凍川エビ、カンシャ、ディスカスハンバーグ、冷凍赤虫。ミシロの彩金魚はたまたま手元にあったのと、粒が固めでカメには良いかなと。そろそろカメプロスの沈下性を試してみたい。
これまで与えたのはミシロの彩金魚(沈下性)、カメプロス、冷凍川エビ、カンシャ、ディスカスハンバーグ、冷凍赤虫。ミシロの彩金魚はたまたま手元にあったのと、粒が固めでカメには良いかなと。そろそろカメプロスの沈下性を試してみたい。
前回の記事の時点で、殻から頭だけ出していた最後の1匹。飼主の方が堪え切れず、2日後に強引に(と言ってもそ~っとだが)殻を剥いてみたところ、まだピンク色の卵黄が付いていた・・・(滝汗)。焦ったものの、数日後には吸収された。下の画像は剥く前。

先週末からタッパに浅~く水を張り、先に孵化した2匹を入れた。もう1匹も卵黄が吸収された時点で投入。タッパはピタリ適温の上に設置。本日、3匹揃って金魚の餌(沈下性)、冷凍赤虫を食べるところを確認。他にも色々与えてみるつもり。

親個体はかなり狭いケース(35×20cm程)で飼育。電気の類は一切設置しておらず、良くこれで繁殖まで持って行けたな・・・と我ながら思う(ミシシッピドロガメなんかは基本的に上陸しないが、本種は良く上陸するので、本来はレフ電球の1つでも設置してやるのが良いと思う)。室内で通年無加温飼育。ラックの2段目に設置しており、下段に置くよりは多少暖かいと思う。



メスは甲羅が真っ黄色(飼い主の怠惰で苔だらけだが)、頭頂部にスポット模様が密に入る個体。オスは皮膚がパステル調で、一風変わった雰囲気。甲羅に目立 つ欠けがあるものの、涼しい季節(春、秋)に良くメスに乗っかる、”やる気のある”オス。実は購入当初、もう1匹別のオスとトリオで購入したのだが、そちらのオスにはやる気が見られない為、手放してしまった。甲欠けはあっても、やる気のあるオスの方を残して、結果的に繁殖に至った。

こちらは別水槽で飼育中のペア。2006年4月より飼育。こちらのメスは未だ産卵すらしていない。窓際に設置している為、冬に寒過ぎるのかもしれない。オスはかなり荒い個体で、これまでにメスを2匹殺している。以前こいつに指を噛まれたが、思いのほか痛かった。手に持つ時はフロリダドロガメ並に気を遣う。ちなみに、このオスも派手に甲羅が欠けている。我が家には何故か甲欠けの、しかしながらやる気はあるオスが巡って来る。
少なくとも我が家の2ペアに共通して言えるのは、ドロガメ中で最もおとなしいとされるミスジドロガメと言えど、個体によってはそれなりに気が荒いという点。我が家の2匹のオスは、いずれも手に持つと頸を捻って噛み付いて来る。しかしながら、繁殖を目指すならオスはこれくらい荒くないと駄目な気もする。やる気がなくて手放したオスは非常におとなしく、手に持っても噛んで来なかった。単にペットとして飼うなら、それはそれでアリだとは思うが。
先週末からタッパに浅~く水を張り、先に孵化した2匹を入れた。もう1匹も卵黄が吸収された時点で投入。タッパはピタリ適温の上に設置。本日、3匹揃って金魚の餌(沈下性)、冷凍赤虫を食べるところを確認。他にも色々与えてみるつもり。
親個体はかなり狭いケース(35×20cm程)で飼育。電気の類は一切設置しておらず、良くこれで繁殖まで持って行けたな・・・と我ながら思う(ミシシッピドロガメなんかは基本的に上陸しないが、本種は良く上陸するので、本来はレフ電球の1つでも設置してやるのが良いと思う)。室内で通年無加温飼育。ラックの2段目に設置しており、下段に置くよりは多少暖かいと思う。
メスは甲羅が真っ黄色(飼い主の怠惰で苔だらけだが)、頭頂部にスポット模様が密に入る個体。オスは皮膚がパステル調で、一風変わった雰囲気。甲羅に目立 つ欠けがあるものの、涼しい季節(春、秋)に良くメスに乗っかる、”やる気のある”オス。実は購入当初、もう1匹別のオスとトリオで購入したのだが、そちらのオスにはやる気が見られない為、手放してしまった。甲欠けはあっても、やる気のあるオスの方を残して、結果的に繁殖に至った。
こちらは別水槽で飼育中のペア。2006年4月より飼育。こちらのメスは未だ産卵すらしていない。窓際に設置している為、冬に寒過ぎるのかもしれない。オスはかなり荒い個体で、これまでにメスを2匹殺している。以前こいつに指を噛まれたが、思いのほか痛かった。手に持つ時はフロリダドロガメ並に気を遣う。ちなみに、このオスも派手に甲羅が欠けている。我が家には何故か甲欠けの、しかしながらやる気はあるオスが巡って来る。
少なくとも我が家の2ペアに共通して言えるのは、ドロガメ中で最もおとなしいとされるミスジドロガメと言えど、個体によってはそれなりに気が荒いという点。我が家の2匹のオスは、いずれも手に持つと頸を捻って噛み付いて来る。しかしながら、繁殖を目指すならオスはこれくらい荒くないと駄目な気もする。やる気がなくて手放したオスは非常におとなしく、手に持っても噛んで来なかった。単にペットとして飼うなら、それはそれでアリだとは思うが。
今年6月中旬、ミスジドロガメが水中に産み落とした卵を回収し、とりあえず駄目元で管理してた(産卵床を設置していないので、例年発見する前に親個体に破壊される事が多かった)。そこら辺にあった園芸用の赤玉土を流用し、土が乾いてきたら適当に湿らす。何せ飼主に繁殖経験がない為、白濁も発生も順調かどうか判らない。諦め半分(というか9割方諦めモード)で、常温任せで放置し続けていた。湿らせるのを忘れて、だいぶ乾燥してしまった事もあったような。

水換え中にふと気付いた。・・・卵が凹んでません?

(*゚д゚*) ※でかいのはセマルの卵です

キタ━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚ )━( )━( )━( ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━ !!
苦節(=カメ歴)27年、恥ずかしながら初めての孵化成功でございます。

卵黄は殆どない。という事は、孵化してから数日は経過している?

赤玉土に埋もれてもう1匹発見。更にもう1卵、先端が割れかかっているので様子見。回収した3卵、全部孵化するかも。

お世辞にも孵化に適したとは言い難い環境。振動の伝わり易い、キャスター付きラックの最上段。近くにはハラガケ。下段のスッポンが腹を空かせている時はもう、ラック全体が揺れて大変な事に。卵を管理する為にはもっと静かなスペースを用意しなきゃ・・・と思っていた矢先で、こんな環境で良く孵化したもんだ。
親個体は2008年3月に購入したWCのペア。ミスジドロガメに日本の冬は長過ぎるのか、最初の数年は繁殖したのに、長期間飼う内に繁殖しなくなって行く・・・という話も聞かれる。購入から4年半、持ち腹でない繁殖成功は1つの収穫かなと思う。偶然頼りでお恥ずかしい限りではありますが。
飼主は慌ててクリーパー引っ張り出して勉強中。梅雨時期に涼しい日と暑い日が入り乱れて、そこで上手く停止⇒発生開始したと予想。とりあえず割れかかったもう1卵を様子見。先に生まれた2匹は早目に水に入れた方が良いのかしら?初体験で不安だらけ。まあ、頑張ろう。
水換え中にふと気付いた。・・・卵が凹んでません?
(*゚д゚*) ※でかいのはセマルの卵です
キタ━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚ )━( )━( )━( ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━ !!
苦節(=カメ歴)27年、恥ずかしながら初めての孵化成功でございます。
卵黄は殆どない。という事は、孵化してから数日は経過している?
赤玉土に埋もれてもう1匹発見。更にもう1卵、先端が割れかかっているので様子見。回収した3卵、全部孵化するかも。
お世辞にも孵化に適したとは言い難い環境。振動の伝わり易い、キャスター付きラックの最上段。近くにはハラガケ。下段のスッポンが腹を空かせている時はもう、ラック全体が揺れて大変な事に。卵を管理する為にはもっと静かなスペースを用意しなきゃ・・・と思っていた矢先で、こんな環境で良く孵化したもんだ。
親個体は2008年3月に購入したWCのペア。ミスジドロガメに日本の冬は長過ぎるのか、最初の数年は繁殖したのに、長期間飼う内に繁殖しなくなって行く・・・という話も聞かれる。購入から4年半、持ち腹でない繁殖成功は1つの収穫かなと思う。偶然頼りでお恥ずかしい限りではありますが。
飼主は慌ててクリーパー引っ張り出して勉強中。梅雨時期に涼しい日と暑い日が入り乱れて、そこで上手く停止⇒発生開始したと予想。とりあえず割れかかったもう1卵を様子見。先に生まれた2匹は早目に水に入れた方が良いのかしら?初体験で不安だらけ。まあ、頑張ろう。
過去に飼ってたカロライナクーター。


2003年撮影。記憶の上では、確か2002年に飼い始めた。テネシーと明らかに異なる、背甲が黒く濁って斑紋が目立たない、6cm程度に育った若い個体が、単に『リバークーター』として売られていた。買って育ててみたところ、カロライナらしさ溢れる個体になった。
チズガメやテラピンに多いが、こいつも甲羅がだいぶガサついて見苦しかった。それと直接関係あるかどうかは不明だが、冬眠明けの03年春先に餌を食べなくなった。愛好家の助言で、背甲全体にテラマイシンを塗りたくって数日間管理したところ(左の写真)、普通に餌を食べるようになった。その後は順調に見えたのだが・・・

年明けの2004年4月30日。ふと気付いたら目が濁り、四肢に力が入らない状態に。慌てて他のカメとは別容器に隔離したが、その日の内に死亡。古い甲板も剥けて綺麗になり、これからどんどん成長して行くだろうと思っていた矢先だった。

2004年2月撮影。イシガメやクサガメの感覚で、冬眠中は下手に上陸すると衰弱してしまうというイメージがあったので、私は上陸出来ないように木材を組んで、陸場を強制的に封鎖していた。ある日、ベランダを見たら、レンガとその上の木材(こいつの前肢がやっと届くくらいの高さ)を乗り越え、衣装ケースの上にまで乗り上げて日光浴しているこいつの姿が!今にして思えば、こいつはそこまでして日光浴したかった訳で、この時点で自分のやり方を見つめ直すべきだった。アメリカヌマガメの類は、冬場でも多少の日光浴を必要とする傾向がある。真冬に潜る場所もなしに上陸しっ放しは流石に不味いが、様子を見ながら、彼らの自主性に任せておく方が失敗は少ないと思う。
改めて振り返ると、冬場の管理方法とか、配合飼料以外に植物質をろくに与えていなかった事とか、失敗に繋がった(のかもしれない)要素が色々と思い浮かぶ。それまで育てて来たアカミミガメやキバラガメと同じようには行かなかった。良く売られていて、頑健とされる種であっても、最低限必要なポイントを抑えなければ、ほんの数年の飼育さえままならない。その”最低限”を自分が多少なりとも理解出来たかどうか、新規購入したクーター達を育てる中で実証して行かなきゃならない。
2003年撮影。記憶の上では、確か2002年に飼い始めた。テネシーと明らかに異なる、背甲が黒く濁って斑紋が目立たない、6cm程度に育った若い個体が、単に『リバークーター』として売られていた。買って育ててみたところ、カロライナらしさ溢れる個体になった。
チズガメやテラピンに多いが、こいつも甲羅がだいぶガサついて見苦しかった。それと直接関係あるかどうかは不明だが、冬眠明けの03年春先に餌を食べなくなった。愛好家の助言で、背甲全体にテラマイシンを塗りたくって数日間管理したところ(左の写真)、普通に餌を食べるようになった。その後は順調に見えたのだが・・・
年明けの2004年4月30日。ふと気付いたら目が濁り、四肢に力が入らない状態に。慌てて他のカメとは別容器に隔離したが、その日の内に死亡。古い甲板も剥けて綺麗になり、これからどんどん成長して行くだろうと思っていた矢先だった。
2004年2月撮影。イシガメやクサガメの感覚で、冬眠中は下手に上陸すると衰弱してしまうというイメージがあったので、私は上陸出来ないように木材を組んで、陸場を強制的に封鎖していた。ある日、ベランダを見たら、レンガとその上の木材(こいつの前肢がやっと届くくらいの高さ)を乗り越え、衣装ケースの上にまで乗り上げて日光浴しているこいつの姿が!今にして思えば、こいつはそこまでして日光浴したかった訳で、この時点で自分のやり方を見つめ直すべきだった。アメリカヌマガメの類は、冬場でも多少の日光浴を必要とする傾向がある。真冬に潜る場所もなしに上陸しっ放しは流石に不味いが、様子を見ながら、彼らの自主性に任せておく方が失敗は少ないと思う。
改めて振り返ると、冬場の管理方法とか、配合飼料以外に植物質をろくに与えていなかった事とか、失敗に繋がった(のかもしれない)要素が色々と思い浮かぶ。それまで育てて来たアカミミガメやキバラガメと同じようには行かなかった。良く売られていて、頑健とされる種であっても、最低限必要なポイントを抑えなければ、ほんの数年の飼育さえままならない。その”最低限”を自分が多少なりとも理解出来たかどうか、新規購入したクーター達を育てる中で実証して行かなきゃならない。
新入り第3弾。


以前より欲しかった、念願のモビールクーター。ベビーより少し育ったサイズ。店頭にいる時点で、輸入直後にもかかわらず非常に状態が良く、思わず手を出してしまった。新しい環境になっても物怖じせず、配合飼料から葉野菜まで良く食べている。アメリカのエキスポで買い付けて来た個体達だそうだが、向こうでよほど上手く飼われていたと思われる。導入初期はもうちょっと苦労すると思ってたので、嬉しい誤算。
御存知の通り、現在P.c.mobilensisは抹消され、分類上P.c.concinnaに含められている。少なくとも、特徴が顕著な個体に関しては、カロライナとは別物に見える。甲羅はかなり扁平で、斑紋は色鮮やかなオレンジ。顔から頸にかけての縞模様は黄色が濃く目立つ。目はアイラインがなかったり、あっても薄くて遠目にはラインが入らないように見える個体がいる。カロライナとテネシーは顔が結構似ているが、モビールはかなり特徴的で、顔だけでモビールと判別出来る個体が多い(と個人的には思う)。カロライナもテネシーもベビーは地味で、斑紋の黄色味が目立たない個体が多いが、モビールはベビーの時点で既にこの色彩。旧分類のリバークーターの亜種で、テキサスクーターと本タイプは成長に伴う色彩変化が少ない。
愛玩用としては、滅多に輸入されない。昨年辺りからちらほら見かけるようになったが、2010年までは店頭で殆ど見かけなかったように思う。昔から稀に輸入されても散発的で、単に『リバークーター』として売られているケースが多かった。一般的に見かける『リバークーター』は今も昔もテネシーが大半で(少なくとも私が外国産のカメに興味を持ち始めた1991年頃にはそうだった)、特に亜種分けもされず輸入される『リバークーター』の中に、カロライナやモビール、或いは現在では分類学上の名前を失った他亜種が、ポツリポツリと含まれていた。価格的に安い部類に入るカメなので、売る側も大して違いなど気にしなかったというのが、実際のところではなかろうか。
当時中学生だった私としては、明らかにテネシーじゃない個体(モビールやカロライナ)が、亜種名も記されずに『リバークーター』として紹介されていると、『どゆこと!?』となった訳だ。普段、店頭でリバークーターといったらテネシーしか見かけない(そしてそれがテネシー亜種だという事すら当時は判らず)。リバークーター=テネシークーターというイメージしかなかった私は、誌面で『リバークーター』としてカロライナクーターの写真が用いられたりしていて、随分悩まされたものだ。更に、稀にモビールクーターの写真(モビールと明記されているケースは皆無だった)を見かけると、混乱に拍車がかかった。『何かリバークーター(=テネシー)と違うし、かといって2番目に良く見るリバークーター(=カロライナ)ともまた違う・・・』と、あれこれ考えたのも懐かしい思い出。
今となっては全てカロライナに含められているものの、愛好家視点で言えば、せめてモビールは別物として分けた方が・・・と思ってしまう。とりあえずこのブログでは、モビールはモビールとして扱って行く予定。
※9/19追記 先日これを書いた時点で、私は現在でもテネシークーターP.c.hieroglyphicaは有効かと思い込んでいましたが、クリーパー43号を読み返してみたら、現在はテネシーもカロライナに含められていました。失礼致しました。
以前より欲しかった、念願のモビールクーター。ベビーより少し育ったサイズ。店頭にいる時点で、輸入直後にもかかわらず非常に状態が良く、思わず手を出してしまった。新しい環境になっても物怖じせず、配合飼料から葉野菜まで良く食べている。アメリカのエキスポで買い付けて来た個体達だそうだが、向こうでよほど上手く飼われていたと思われる。導入初期はもうちょっと苦労すると思ってたので、嬉しい誤算。
御存知の通り、現在P.c.mobilensisは抹消され、分類上P.c.concinnaに含められている。少なくとも、特徴が顕著な個体に関しては、カロライナとは別物に見える。甲羅はかなり扁平で、斑紋は色鮮やかなオレンジ。顔から頸にかけての縞模様は黄色が濃く目立つ。目はアイラインがなかったり、あっても薄くて遠目にはラインが入らないように見える個体がいる。カロライナとテネシーは顔が結構似ているが、モビールはかなり特徴的で、顔だけでモビールと判別出来る個体が多い(と個人的には思う)。カロライナもテネシーもベビーは地味で、斑紋の黄色味が目立たない個体が多いが、モビールはベビーの時点で既にこの色彩。旧分類のリバークーターの亜種で、テキサスクーターと本タイプは成長に伴う色彩変化が少ない。
愛玩用としては、滅多に輸入されない。昨年辺りからちらほら見かけるようになったが、2010年までは店頭で殆ど見かけなかったように思う。昔から稀に輸入されても散発的で、単に『リバークーター』として売られているケースが多かった。一般的に見かける『リバークーター』は今も昔もテネシーが大半で(少なくとも私が外国産のカメに興味を持ち始めた1991年頃にはそうだった)、特に亜種分けもされず輸入される『リバークーター』の中に、カロライナやモビール、或いは現在では分類学上の名前を失った他亜種が、ポツリポツリと含まれていた。価格的に安い部類に入るカメなので、売る側も大して違いなど気にしなかったというのが、実際のところではなかろうか。
当時中学生だった私としては、明らかにテネシーじゃない個体(モビールやカロライナ)が、亜種名も記されずに『リバークーター』として紹介されていると、『どゆこと!?』となった訳だ。普段、店頭でリバークーターといったらテネシーしか見かけない(そしてそれがテネシー亜種だという事すら当時は判らず)。リバークーター=テネシークーターというイメージしかなかった私は、誌面で『リバークーター』としてカロライナクーターの写真が用いられたりしていて、随分悩まされたものだ。更に、稀にモビールクーターの写真(モビールと明記されているケースは皆無だった)を見かけると、混乱に拍車がかかった。『何かリバークーター(=テネシー)と違うし、かといって2番目に良く見るリバークーター(=カロライナ)ともまた違う・・・』と、あれこれ考えたのも懐かしい思い出。
今となっては全てカロライナに含められているものの、愛好家視点で言えば、せめてモビールは別物として分けた方が・・・と思ってしまう。とりあえずこのブログでは、モビールはモビールとして扱って行く予定。
※9/19追記 先日これを書いた時点で、私は現在でもテネシークーターP.c.hieroglyphicaは有効かと思い込んでいましたが、クリーパー43号を読み返してみたら、現在はテネシーもカロライナに含められていました。失礼致しました。
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プロフィール
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チョビ
性別:
男性
自己紹介:
1978(昭和53)年生まれ。1.7m級の♂。爬虫類や魚が好きです。末端の一愛好家として色々と書いて行きたいです。
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