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我が家のカメ達の話題に、チラ裏を多分に織り交ぜてお送りします
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久し振りに、気温がそこそこ上がったので。そろそろこのタッパも手狭かなぁ。

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当地の冬は雪こそ少ないものの、風が強い(職場の札幌出身者に『ここら辺は寒い』と言われる)ので、外に出す際はなるべく風が当たらない位置を選び、場合によっては風除けの工夫も必要。あと、晴れた日の陽射しは結構暖かいものの、14時を過ぎる頃にはだいぶ肌寒くなってしまう。陽が沈むのも早い。ついこの間も、陽当たりの良い場所に置いたつもりが、30分後に見に行ったらもう日陰になってたり・・・。不意に太陽が雲に隠れたりもするし、外に出してる事を忘れないように注意したい。

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1997年から飼ってるチュウゴクセマル。これは一応チュウゴクだと思ってるけど、正直なところ、今も亜種判別には自信なし。

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生まれて初めて飼った半陸棲のカメで、当初はかなり試行錯誤した。ミズガメとは勝手が違う。湿度保持と清潔感を両立する事の難しさを実感した。結局、浅く水を張るシステマチックな管理に落ち着いた訳だけど。最初に上手く飼えなかった影響で、椎甲板の成長が止まってしまい、あまり大きく育ってない。ここ数年、メスは毎年産卵してるけど、出来ればもう少し大きさが欲しかった。でも、そういった経験がなかったら、後のトウブもろくに飼えてなかったと思う。

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オスは喉元がとても綺麗。こいつのやる気がある内に、大き目のメスを導入しようかと考えてる。幸い、最近になってちゃんとした中国産セマルが流通してるし。一時は全然流通しなかったから。

飼育に関しては・・・存在自体がもはや空気というか。ポイントさえ押さえれば相当に丈夫で、ぶっちゃけ面白味はない。見方を変えれば、ペットとしては優秀だと思う。ありふれた存在ではあるけど、飽きの来ないカメ。

セマルで印象に残ってる事故がある。確か99年か2000年頃、当時のこの2匹とサイズ的に変わらない、セミアダルトのメスを1匹、新しく購入した。新しい個体は既に店で数ヶ月ストックされていて、状態には全く問題なかった。うちに来てからも元気に餌を食べ、問題なしと判断。別の衣装ケースで加温飼育してた2匹のところに同居させた。ところが、その後覗いてみたら、新しい個体の変わり果てた姿が・・・。入れてから1時間も経ってない。急激な温度変化に晒した訳でもない。外傷は全くなく、まだ生きてるかのよう。でも死んでた。何らかのショック死だったのかなぁ・・・。
今までの飼育人生で一番不可解な事故。合掌。
ふと思い出した昔の記憶。

高2の夏、家族で旅行に出掛けた。何日間か滞在した旅先で、たまに自分だけ単独行動させて貰って、1人で姫路水族館に行ったりした。

丁度良い機会だからと、滞在先からそう遠くない場所にあった、有名な爬虫類専門店に行く事にした。住所を予め調べておいて、電車と自分の足を駆使して、宿泊先のホテルから結構な時間を掛けてその店に向かったんだ。

炎天下を歩いてやっと到着。胸をときめかせて入ろうとした瞬間、目に飛び込んで来たプレート。

『18歳以下の入店お断り』

当時17歳のチョビ青年、唖然呆然。文字通り絶句した。やり切れない思いで帰路に就いた。その店は観賞魚雑誌に毎月のように広告を出してたけど、どの広告を見ても、そんな断り書きは一切書いてなかった。店先まで行かないと分からないなんて酷過ぎる。高校生がどんな思いで数千円の電車賃を捻出したと思ってるんだ。自分以外にも、同じように涙を飲んだ人が少なからずいると思う。自分が大人になったらこの店にはビタ一文落とすまいと心に誓った。

大学生になった頃、そことは別に、15歳未満お断りの店に行った事があった(ここは数年前に閉店した)。それも店先まで行って初めて分かった事で、広告には一切記されていなかった。店長曰く『自分で責任持てない子供には売らない』という事だった。店長の言う事も理解出来るし、成人した自分には既に関係ないし、その時はもう深く考えなかった。けど、今改めて考えると、やっぱり理不尽だと思う。年齢制限じゃなくて、それを明記しない事が。当時はネットも通販も一般的じゃなかった訳で、生体を買おうと思ったら、まずは広告を頼りに店を訪ねるのが基本だった。広告に明記しないのは店のイメージに関わるから?そんな軽薄さであんな仕打ちをされたら、された方は溜まったもんじゃないだろう。

前述の店は今も営業しており、熱烈な信者も多いようだけど、個人的には死ぬまで利用しない。昔の痛みを忘れて、今はその店を利用している人も中にはいると思うけど、俺は忘れないよ。17歳のときめきを踏みにじった、あの仕打ちを忘れてたまるか。広告や店のサイトには今も年齢制限は明記されてないけど、今でも店先まで行かないと分からないなんて事は、流石にないと思いたい。あの店も少しは成長したんだろうか。

この間見て来た、色変のインドシナオオスッポンが頭から離れない。でもあれは流石に躊躇する。将来はアンディランドの白スッポン様みたいになるのかと思うと、そう易々と手を出す訳には行かない。ルビーアイ(ないし黒目)の白いスッポンっていいよなぁ。飼いたいなぁ。

ビバガ47号の某店の広告に、トランスルーセントリューシというスッポンの写真が載ってる。白黒写真なのが残念だけど、虹彩は塗り潰された感じで、普通のスッポンとはイメージがかなり異なる。店のサイトには何故か掲載されてない。その内普及するかな?して欲しい。

少し前に紹介した、ガルフ疑惑のトウブ。分類はさておき、個人的に初めて飼ったアメハコで、色々と思い出深い。

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↑03年10月。確か阪神が18年ぶりにリーグ優勝した頃。当時は実家を離れて社員寮に住んでたんだけど、その近所に某観賞魚系量販店があり、ちょくちょく通ってた。ある日、国内CBという”トウブハコガメ”ベビーが数匹入荷。当時はトウブというとまだまだ入手難だったが、量販店だけあって相場よりかなり安かった。といっても個人的にこんな高いカメは買った事ないし、育成にコツが要る事もある程度知っていた。かなり迷ったけど、もう気持ちを抑え切れなかった。かくして、寮でひっそりとアメハコ人生スタート。最初は教科書通りミズゴケでスタートするも、殆ど潜らないので意味なしと判断し、浅く水を張る方法に変更。

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↑左上から右下へ順に、03年11月、12月、04年1月、2月、4月、5月。餌は配合飼料を中心に、エビ、コオロギ、ピンクマウスなどバランス良く与えたつもり。しかしながら今思うと、良く食べるからといって配合飼料に頼り過ぎた気がする。また、サプリメントの添加もしなかった。水中に卵殻やミネラルズブロックを沈めてたけど、本当に気休めでしかなかったと思う。何より、紫外線に全く当てなかったのが悔やまれる。光源は、紫外線効果を謳ってはいるものの、実際にはほぼ期待出来ない電球(商品名は伏せておきます)のみ。当時は歪ませずに育てる事で頭が一杯で、温度と湿度にばかり気持ちが行ってた。歪まずに育ちはしたものの、見た目よりも中身は軽い感じ。水道水の沈着が酷いので、途中から体全体が浸るくらいの水深に変更。結果的に今と同じ方法な訳だが、当時から既に『アメハコって陸棲なのにこれでいいんかな?』という疑問は抱いてた。

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↑04年7月。ベランダに出して飼育。そろそろ不自然な水深は止めようと思い、浅く水を張って管理。夏場だけあって、甲羅の表面はあっという間にカラッカラになる。これで歪んだら大変だと思い、1日1~2回は甲羅全体を濡らすようにした。だいぶ大きくなったが、一向にトウブらしさが現れず、少しずつ焦り始める。何時になったら模様が浮かんで来るのか、やきもきする日々が続いた。

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↑04年12月。初の冬眠を試みるも、途中で起きてしまい、加温飼育に切り替え。配合飼料を与えて、グングン成長。正直、短期間で伸ばし過ぎたように思う。当時は結果を求めて焦り過ぎてしまった。成長を抑えようとして椎甲板の伸びが止まりでもしたら不味いという思いがあり、とにかく早く育って欲しかった。結果的に平べったい形になってしまった一因だと思う。椎甲板に対して、肋甲板が伸び過ぎた印象。

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↑05年6月。黒斑は浮かんで来たものの、本当にトウブ?と言いたくなるような甲羅。ここから模様が出て来る事も当時はまだ知らなかった為、正直かなり落胆してた。しかし、この年の夏を境に劇的な変化を遂げる。

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↑夏頃から背甲にどんどん模様が浮かんで来て、大変身。これは本当に驚いた。これほどまでに変わるものかと。ただ、模様の出方がトウブとは違うような気も?しかし、当時はその辺もまだ良く解らず、トウブとはこういうものなんだと自分に言い聞かせるようにした。模様は綺麗になったものの、アメハコの魅力とも言える甲羅の厚みはなく、飼主は少しずつ熱が冷めてしまった。その後しばらく放置気味の日々が続く。

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↑08年12月。御覧の通り、ホルスの如くペッシャンコ。05年夏に実家に戻って以降、管理が面倒臭くて、室内にて衣装ケースで飼育。05年夏~09年夏まで、太陽光に全く当ててない上に、人工光源も全く使っていない。飼い主が色々と不安定だった事もあり、システマチックな(というより、もはや手抜き)管理に終始してしまった。最近になって少しずつ気持ちにゆとりが出来て、09年夏に久々に(申し訳程度に)太陽光に当てたりもしたが、ここまで甲が低くなってしまったのは、ここ数年来の管理が思いっ切り響いてる。今後はもう少し太陽光を活用しようと思う。数年分の損失を取り戻すのはもう無理だが、飼主の怠惰を少しでも償わないと・・・。

こうして改めて見ると、ガルフっぽいかな・・・。でも、当時の自分には判らなかった。これも勉強と思うしかない。ちなみに、こいつと同時に売られていたベビーの内2匹が、しばらく店で売れ残っていた。その間に6~7cm程度まで育っていたが、1匹は微妙なものの、もう1匹はトウブと言って差し支えなかった(後日、某爬虫類専門店に転売され、2匹共トウブとして売られているのをネット上で発見した)。その辺りも加味すると、トウブ×ガルフの亜種間交雑というのが無難な線だろうか。あまり積極的な繁殖は考えないようにして、ペットとして飼っていくつもりでいる。

過去の画像を見返して思うが、アメハコは紫外線抜きでも割と育つように思える。こいつに関して言えば、必要な紫外線にしっかり当たったのは04年夏と05年春~夏のみ。甲は低いものの、甲板そのものは殆ど歪まずに育ってるし、ある程度育った後は無光源で4年間も元気にしている。単に育てるだけなら、さほど光源にこだわる必要はないかもしれない。ただ、それだと納得の行く個体には育たないと思う。むしろ、そういう飼い方だとこんな風になりかねないという、反面教師にして頂ければと思う。自分自身、こいつの事で色々と試行錯誤して来たからこそ、今がある。
もはやお馴染み、強制乾燥。

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予定時間の半分を過ぎる頃になったら、カミハタハロゲンとレプティグローの位置を入れ替え、2匹とも平等に当てるようにしてる。些細な事の積み重ねが大事よね。

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ショックな事に、2号はここに来て白いガサつきが増えてしまった。第2縁甲板、第1・第3肋甲板に続いて、第2肋甲板まで・・・。甲板を酷く傷付けるような事はしてないのに、何故?考えられるのは、
甲の表面にどうしても沈着して来るぬめりを、歯ブラシで擦り落とした際に甲が傷付き、何らかの菌に浸食された可能性。でもかなり気を使ってそっとやってるし、そもそも過去に2~3回しかやってない。たったあれだけでなってしまうの?ほぼ同条件の環境で、同程度の作業をしても、4号は何ともないのに。

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お前はこのままガサつかずに育ってくれよ・・・。

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自己紹介:
1978(昭和53)年生まれ。1.7m級の♂。爬虫類や魚が好きです。末端の一愛好家として色々と書いて行きたいです。
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