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我が家のカメ達の話題に、チラ裏を多分に織り交ぜてお送りします
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1980年代後半のバブル絶頂期、一部で爬虫類ブームなるものが起こっていたらしい。当時小学生の自分にはあまり実感が沸かなかったが、たまにテレビでも取り上げられていた。静かで場所を取らないヘビは新世代のペットだとか、野菜で飼えるといってグリーンイグアナがレタスを食べる姿が紹介されていた。イグアナの潜在的な危険性は無視されるなど問題は多々あったけど、それ以前に比べて爬虫類がより身近な存在になったのは間違いないと思う。

その頃、フジテレビ系列で『なるほど!ザ・ワールド』というクイズ番組をやっていた。リポーターが体当たりで国内外の様々な場所に取材し、そこからクイズを出題するんだけど、ある日の放送で爬虫類専門店が登場した。アガタ・モレシャンという人(最近テレビでは見かけないようだが、日本語の堪能な外国人タレント)が、東中野にあった超有名店のアクアポイントを取材。店長が売れ筋のサバンナモニターやコーンスネークを紹介した後、手の平に普通のミドリガメとアルビノミドリガメを乗せて紹介。確か価格は8万円と紹介された。この瞬間、スタジオからどよめきが起こったのが忘れられない。真っ黄色のミドリガメに驚いたのか、価格に驚いたのかは判らないけど。この時の放送はビデオに録画して、何回見返したか分からない。アルビノが写った瞬間、画面を一時停止とかしてた(何て嫌な小学生だ)。いつか飼いたい憧れのカメとして、鮮烈に印象に残った。

それからおよそ20年。当時純粋だった小学生もすっかり世間に汚され、金で物事を解決する術を覚えてしまった。歳月は残酷也。

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07年9月に購入。・・・改めてデジカメを調べたら、こんな画像しか残してなかった(汗)。TDSメスという事で価格はやや高かったけど、どうせ育てるならメスがいいやと思った。店ではディスカスハンバーグや冷凍赤虫しか食べていなかったらしいけど、家に来てからすぐ配合飼料を食べ始めた。視力はやはり悪く、配合飼料をばら撒くと手当たり次第にアタックするけど、かなりの割合で外す。餌は食べ残すくらい大量に与え、まめに水換えするのが基本かと思う。照明については、当時レプティサン10.0を使用していたけど、全く問題なさそうに見えた。かなり近距離で照射してたけど、普通に上陸してた。今のアルビノは紫外線を気にする必要は殆どなさそうだ。

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↑09年10月。飼主の性格が甲羅に現れてるなぁ・・・。最初の冬は加温飼育し、08~09年の冬はベランダで屋外越冬させた。この冬も同じように越冬中。もう1年中ベランダに出しっ放しで、ノーマル個体を飼うのと何ら変わらない。加温飼育すればもっと早く、大きく、綺麗に育てられそうだけど、なるべく丈夫に育てるつもりでいる。すいません、本当は飼い主が楽したいだけです。

今は当たり前のようにメスが流通してるけど、割と最近まで、アルビノアカミミといえばオスしかいなかった。大袈裟じゃなくて、本当に99.999....%オスだったと思う。TDSで完全制御され、輸入されたベビーを幾ら育てても、結果はほぼ例外なくオス。1980年代に登場してから2000年頃まで、メスの国内での流通は皆無だったのでは。個人的には、確か2000年頃、ネット上で初めてメスの画像を見た。オスとはまるで違う、大きな頭、ぶ厚い甲羅に感動した。価格は何と100万!妥当かどうかは分からないけど、価格を付けた人の心情は理解出来た。今の若い人には想像しにくいと思う。ネットオークションでメスが売れ残る時代だもんな・・・。


最近はカラメルピンクやらアルビノルーシやら登場して、普通のアルビノは影が薄くなっちゃった。個人的にはこういう時こそ狙い目だと思ってしまうんだけど。もっとも、今一番欲しいのはカラメルアルビノ。虎柄が魅力的。カラメルピンクもだいぶ価格がこなれて来たし・・・悩むなぁ。

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夜勤から帰って来たら、あら?久々に日差しが暖かい。風も弱い。となれば、やる事は1つ。

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傍らで見守りながら、とりあえず30分くらい。4号は黒斑がだいぶ濃くなって来たな。年末から少し伸び悩んでたけど、最近ピンクマウスを集中的に与えて、また少し伸びつつある。2号は給餌量を減らして、成長を一旦ストップ中。

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照明やフラッシュの影響でいつも思うような画像が撮れないんだけど、今日初めて肉眼に近いのが撮れた。肌の色味は本当にこんな感じ。本当にケバい。だが、それがいい。

4号は2号に比べ、頭が小さい気がする。イカの甲もあまり齧ってないし、ピンクマウスとかミミズばかり与えてるせいもあるかも(ダンゴムシが採れる時期が待ち遠しい・・・)。縁甲板は後方にややフレアしてるけど、WCのトウブ(特にメス)ってもっと背が山なりで、縁甲板が下に向かう印象がある。生まれつきの形や、遺伝的な差もあるだろうけど、このままだとWCのメスみたいなまん丸には到底なりそうにない。人工的な環境に置く以上、野生のフォルムにこだわり過ぎてもしょうがないのかもしれないけど。

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07年11月に購入したキバラハコヨコ。購入当初は撮影しておらず、↑これは08年9月撮影。お腹を見ると、名前の由来が良く解る。かなり色の抜けた、一風変わった個体。数年前、まだキバラハコヨコそのものがかなり高額だった頃で、この個体はノーマルより更に仕入れ値が高かったそうだ。が、たまたま下取りで店に入ったこいつを、ノーマルと殆ど変らない価格でゲットする幸運に恵まれた。かなり入手し難い個体だったと思うが、何でも前所有者様が奥方と喧嘩し、捨て値同然で店に持ち込まれたらしく、直後にたまたま居合わせた自分が上手くありつけた。前所有者様も無念だったろう。

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↑近影。手前はクリイロ。餌の量をやや絞ってて、あまり大きくなってない。クロヤマガメやノコヘリハコヨコ等と一緒に、衣装ケースでかなり狭苦しい雑居状態なので、もう少し解消してやらんと・・・。飼育に関しては、丈夫極まりない。

この個体、購入当初から何か懐かしいというか、初めて見た感じがしなかった。希少価値を抜きに、妙に購買意欲をそそられた。で、その根拠が後に分かった。

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↑世界のカメⅢより。当時、この写真を見て『ああ、何かいいなぁ』と思ってた時期があった。ハコヨコ特有の丸みを帯びた甲羅に色抜けが妙にマッチし、とぼけたような顔も合わさって、何とも言えない魅力を感じた。当時の刷り込みが、10数年後に変な形で蘇ってしまったんだな。種類は違うけど。

住宅街の中に佇む古びた倉庫。中にこんな空間があろうとは、近隣住人も思うまい。バケツを持ち運ぶ三十路男の姿はかなり目撃されてるだろうけど。

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実家住まいの長男、色々とワガママやらせて貰ってる。お父さん、お母さん、ごめんなさい。何て言うかもう、ごめんなさい。

排水設備はないので、水換えはひたすら1人バケツリレー。冬は家の中からお湯を持って来る。当面の目標は、ミズガメ用にもっと大きい水槽の設置。衣装ケースではそろそろ厳しい。

今日も水を抜いて強制乾燥。ここのところ寒い日が続いてて、屋外に出せない。

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↑食欲旺盛な2号は6.6cm。甲羅の地色が、赤褐色というか、以前より赤味を帯びて来た気がする。どうしても4号の方が目立っちゃうけど、このサイズのトウブとしては、こいつもかなり派手だと思う。ほぼ同じ給餌量にもかかわらず、4号とは1cmも差が付いてしまった。少し成長が早過ぎる気がするので、しばらく餌を控えようと思う。普段は咲ひかりを良く与えるんだけど、年末辺りから小粒を止めて中粒に切り替えた。最初は手間取ってたけど、最近はだいぶ上手く飲み込めるようになった。あと、鯉の餌(咲ひかりじゃない、普通の『ひかり』)も少しずつ食べ始めた。鯉の餌を食べてくれるとかなり楽になる。

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↑5.5cmからやや伸び悩んでる4号。先日、高温に晒してしまった影響か?と不安だったけど、今日測ったら5.6cmになってて一安心。相変わらず食欲にはムラがあり、一番良く食べるピンクマウスでさえ残す事も多い。ただ、2号と比べるからそう思うだけかもしれない。この時期にこの成長具合なら充分かと思う。多少の咲ひかりと、後はピンクマウスとミミズで成長線をコントロールしてる感じ。飼主が見てると殆ど頸を伸ばさない。なので、見せ所のド派手な喉元をなかなか撮影出来ずにいる。

この2匹は本当に毎日気が抜けない。頑張った分だけ甲羅に現れるのを実感する。今まで育てて来たハコガメ達にもこれくらいはしてやるべきだった。あまり大量に飼えるカメじゃないな、とつくづく思う。とか言いつつ
、気に入ったのがいれば話は別になっちゃうんだけど・・・。
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皆様の意見をお聞きしたいのですが、これは何ハコガメでしょうか?自分はずっとトウブだと思っていたのですが、ガルフと言われればそのような気もします。椎甲板の成長が止まってしまったので直線サイズは伸びにくいのですが、それでも15cm以上あり、トウブにしてはやや大きい気もします。甲羅はホルスの如く扁平に育ってしまい、数字ほどの重量感は正直ありません。

個人的に初めて買ったアメハコで、03年秋にトウブとして購入しました。ベビーから試行錯誤しながら育てた、印象深い個体です。当時の自分なりに気合を入れていて、随分とこの個体を眺めました。眺め過ぎたが故に、客観的に見る事が出来なくなってしまいました。自分にはどうしても冷静な判断を下せません。

遠慮抜きに、客観的な意見をお聞かせ頂けたら幸いです。

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プロフィール
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チョビ
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男性
自己紹介:
1978(昭和53)年生まれ。1.7m級の♂。爬虫類や魚が好きです。末端の一愛好家として色々と書いて行きたいです。
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